#43 古藤田博澄の【伊豆むあん】|幸せな人間関係を築くために(44話 経験はこの世で最高の教師の一人)

【2010年8月4日(水)5:41 伊豆むあんブログより転載】
10年前の連載記事を転載しています。
情報や状況が古い可能性もありますが、当時の想いが今もなお価値のある情報としてお届けできることを願っています。

経験はこの世で最高の教師の一人である。

人は自らが選択し行動することで、さまざまな事に気づき、学ぶ。

自分の選択に対して、それが賢明だったのか、ばかげていたのか・・・

その行動がばかげたものだと気づけば、同じような誤ちを繰り返さないよう気をつけるようになる。

大事なことは、自らが選択し、とった行動に対して責任を持たなければならいということを学ぶことだ。

人は数多くの選択を重ねていくうちに、自らが「求める」もののほとんどは、「交渉」しないと得られないことを学ぶ。

「交渉」の価値、大切さを学ばずに、成長してしまうことこそが、実は世の中の多くの問題を引き起こしている。

子供の頃から、親が何かにつけ、口を出し、親のやり方を強いる。

親が子の選択をし、行動の仕方までも押し付けていくこと・・・

そこから、子はいったい何を気づき、学べば良いのだろうか?

大した問題でなければ、静かに見守ることだ。

選択の機会を与えれば、
子供は、自分の求める事を選択し、
選択を行動に移す前に、
相手に、自分の求める事がなんであり、
また、なぜそうしたいのかを、自分の言葉で、わかりやすく伝える。

自分が自分のしたい事に対して「説得」することの大事さを学び、相手がその説得に対して「納得」すること、させることの大事さを学ぶ。

選択ー交渉ー説得ー納得ーそして行動ー反省

一連の経験は、子供が小学校に入った頃から、その機会を与えることが、子供の将来に関わる重要なことであることを、親は学ばなければならない。

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