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鏡に映る自分の顔をちゃんと見られるように

【2023.07発行 MKニュースより抜粋】

先日、FMIS『走れチャリーズ』にゲスト出演してくれた浅田君。

結構付き合いは長いんだけど、あらためてその生き様を聴くと浅田君の魅力が膨らむ。

彼は学生時代バレーに打ち込み、その後は指導者の道へ。
伊豆市役所職員を経て、今は食と農のチカラで伊豆を元気に!をテーマに自然農法への取り組みや、法人『さとやまつくる』設立などそのアグレッシブな生き方は体育会系のノリ。

私も中高と陸上に打ち込んでいたので同じ匂いを感じる。

でもそれだけでは当然なく、では他の人と何が違うかって云えば…
答えはいたってシンプル。

彼の笑顔。

浅田君の恵比寿顔を見ているとこちらも笑顔になるし、自然に話も弾む。
とにかく一緒にいると居心地がいいのだ。

『顔は心を映す鏡』と云うが、これまでの浅田君の生きる姿勢、してきたこと、これからしようとしていることが、まさに顔に映されているかのようだ。
そして、その想いに賛同して、惹かれてつながる人たちの心…
すべての力が彼の中で時には活かされ、時には浄化され、生きるチカラとなっているんだなと実感する。

私の数少ない友と呼べる人たちも、浅田君と同様その生き様に惚れ惚れするけど、生きてきた環境も、行動も当然違う。
でも根っこのところは一緒で、そういう人たちが連携して協働したらすっごいチカラになるんだろうなと思う。

環境省は森・里・川・海プロジェクト、すべては連環していて、再生、創生のすべてはその循環にあるといっている。

人も同じで、こじつければ、森のような人、里のような人…とそれぞれの特性や役割は違っても互いの輝きをもっと増していくにはつながることが大事なんだと思う。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

話は変わるが、この前、修善寺駅前の『ヴィエニカンダ』という最近オープンしたイタリアレストランで食事をし、奥様と話をする機会を得た。

なんと彼女は三島信用金庫の社員。
ですが旦那様の起業に合わせて一年間の休職をし、来年の3月まで夫婦で力を合わせて店を軌道に乗せると言う。

思わず「ほ~」とうなる。

こういった働き方は、副業・兼業のあるべき姿のように思える。
彼女にとってこの一年は貴重の経験と同時に人生の価値ある財産を残すことになるだろう。

これは人材育成、確保の大きなヒントになるかも…という気づきとなった。



何はともあれ、彼女の休職を決意するその行動力、夫婦のキズナ、三島信用金庫の対応などなど、昨今の胸糞悪くなるようなニュースや巷の話に嫌気がさすこの頃に、思わず拍手喝采!

しかも、何もかもが旨い!

オーナーシェフが小麦アレルギーということもあってグルテンフリーにも取り組んでいる。

心惹かれる居心地の良いこのお店に最上のエールを贈りたい。



地元伊豆市にも、思わず惹きこまれるエピソードを持ったすっごい人がいるな~と感動と同時に、浅田君や神田さんのような、がんばっている人と出会い、話をして仲良くなれるその瞬間は『最高のご馳走』だなぁ~と腹鼓。


しっかりと味わい、栄養にしていこう。

そうすればいつの日か、鏡に映る自分の顔を、ちゃんと見られるときが来るだろう。














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