#4 古藤田博澄の【伊豆むあん】|幸せな人間関係を築くために(4話 お母さんがそういうなら…)

【2010年5月18日(火)6:08 伊豆むあんブログより転載】
10年前の連載記事を転載しています。
情報や状況が古い可能性もありますが、当時の想いが今もなお価値のある情報としてお届けできることを願っています。

<母>
息子が小学6年に上がるときに、それまで3年間やっていたクラブ活動をやめさせました。
塾との両立は、無理だと感じていたから・・・
子供?「お母さんがそういうなら、いいよ」っていってくれました。

<子>
6年になって、クラブをやめなさいと言われた。受験に合格するには、勉強に集中しないといけないから。あんたのためだから、わかってくれるよね。とお母さんは言うけど、今まで何のために一生懸命クラブやってきたのか・・・本当は続けたい。

<母>
クラブをやめたことで、塾の時間も増やすことができ、先ずは一安心。とにかくこの1年が勝負。こどもと一緒にがんばらなきゃ!

<子>
おかあさんは、とてもはり切っている感じ。僕もがんばってやらなきゃ!

<母>
塾の成績が落ちた。クラブもやめさせ、塾の時間も増やし、できることはしているのに・・・
罰として、日曜日友達と遊びに行くことを禁止しました。

<子>
ぼくだって、一生懸命やってるつもり。ぼくの顔みれば勉強しなさい!しっかりしなさい!っていうのやめてよ。

<母>
成績がまた下がった。あんたのためを思ってお母さんがどれだけ苦労しているかわかってるの。しっかりしてよ!ここでがんばって私立の中学行けば後が楽なのよ。あんたのためよ!

<子>
うっとうしいんだよ。ほっといてくんないかな~だいたいなぜ私立じゃなきゃいけないの。近所の区立でみんながんばってるじゃない。もう塾にいきたくない。

<母>
子供、塾に行きたくないと愚図ることが多くなった。昨日、おもわず叩いてしまった。
どうすればいいのかわからない。あんたは、おかあさんの言うことを聞いていれば必ず幸せになれるのよ!どうしてそれがわからないの。とにかく私立に合格!それがあんたの幸せよ!

<子>
もう、おかあさんの顔を見るのもいや。ちゃんとぼくの話きいてくれないし。どなってばっかだし。
あ~あ、クラブ続けたかったなぁ~ 勉強なんかしたくない。

<母>
おとうさん、あなたからもなんか言ってやっください。なんでもかんでも私に押し付けないで!

<子>
勉強なんかしたくない。


この親子がどうなったか?
受験はしたのか、その後親子関係はどうなったか?
ご想像にお任せします。


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