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おばあちゃんが片付けはじめた話

しばらく旦那の実家を片付けているけど、おばあちゃんは使わなくてもまだ使えそうな物を手放すのはよくないと思っているんだろうな、と感じていた。
「もう使わないから大きな洋服棚を捨てようと思う」と旦那が話している間は「そうか」と頷いていても、
私と2人でお茶している時には「あの棚、捨てるって言ってたけど、値段が高かったみたいだし、やっぱり置いといた方がいいんじゃない?」と言ってたり。
あと大きな物を片付けるのは体力的にも厳しいようで、片付け自体が「面倒だ」って言ってたと叔母さんから聞いた。

そんなおばあちゃんがつい先日から片付けに乗り気になって、自ら片付け始めてみんながびっくりしている・・・。

これについてちょっと思い当たることがあったのでメモを残しておく。

旦那と私が2人で片付けをしていたら、叔母さんが感化されたらしくて、自分の部屋や倉庫の片付けを始めたんだけど、その時におじいちゃんの使っていたカメラのセットが出てきた。
おじいちゃんが亡くなって、もう30年近く経っていると思うんだけど、いつか使えるかもと残しておいたと聞いている。
今回、中身をもう一度確認して、カビていないレンズがまだ残っていること、そして、今持っているミラーレス一眼にも取り付けられることが分かった。

叔母さんの誕生日に、テイクアウトしてきたカレーとかお寿司とか並べて、ケーキも食べて、家族で豪華に誕生日会をやったんだけど、この時におじいちゃんのレンズをつけたカメラで旦那が写真を撮って見せたら、なかなか盛り上がったんだな。
(私も写真撮るのは好きだけどカメラ自体には詳しくないので、この一連の復活は旦那の頑張りである)

この2、3日後くらいからからおばあちゃんが「片付けていかないとね」って言い始めたように思う。
今おばあちゃんが片付けているのはおじいちゃんが残していた物が中心なので、ずっと残しておいたカメラのレンズが蘇ったことが、少し後押しになったのかもと思っている。
あと、今は叔母さんも旦那も私もわりと家にいて、片付けたいと思った時に動ける人がいる環境で、これも大きいかなと。

まぁ実際のところはおばあちゃんにしか分からないんだけど。ただの推測。

#片付け #断捨離  

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