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ペールブルー

何者でもない人の声を聴きたいとおもった。

何者でもない誰か。

だけど確かに息をしている人。

やさしくて、臆病で、月の匂いがするあの子は

今どこで、誰の隣で眠っているんだろう。

天の川を溶かしたら、

夏の終わりにきみに会えるかな。

読んでいただいてありがとうございます。少しでも何かを感じていただけたら嬉しいです。 サポートしていただけたら、言葉を書く力になります。 言葉の力を正しく恐れ、正しく信じて生きていけますように。