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有終の美(7月3日~7月9日)

7月3日(月)
・うだるような暑さ。寝起き直後にエアコンのスイッチON。「ずっとやりたかったことをやりなさい2」を手に入れたので、今週からモーニングページを再開。前回はモーニングページを書いていたときは週報は書かなかったけど、脳の排出と日々の記録は異なるので週報は続けてみる。毎日何かしら書いておきたいし。

・ブラジリアのママさんに手紙と写真を送る。2日続けてブラジリアに通ったんだけど、居合わすのは老年のおじさんばかり。桃谷のリーキ、奈良のヒュッテも常連さんはおじさんだった。高齢のママさんを心配して?男は所詮マザコンだから?定年後居場所がないから?次にその場面に遭遇したら、常連さんに店に通う理由を聞いてみよう。

7月4日(火)
・購読リストに入れて更新されるたびに読んでいるテラコリさんのブログで私のブログと「喫茶店の旅」を紹介してもらった。くすぐったいような気持ち。


・Spotifyで喫茶ロックnowに収録されていたアーティストの曲を聴いていたら久々にプレイリストを作りたくなった。10年前は8tracksで毎月月報のようにそのときに好きだった音楽のプレイリストを作っていた。そのときごとの心象風景を音楽に重ねてプレイリストにしていた。クリームチーズオブサン、ロビンズ、ベベチオ、ビューティフルハミングバード、ハンバートハンバート、ゑでぃまぁこん、WATER WATER CAMEL、NINO TRINCA、長野友美、寺尾紗穂、森ゆに などなど……。

・音楽鑑賞は長年続けてきた唯一の趣味と言っていいけど、ライブが苦手で好きなアーティストのライブもほとんど足を運んだことがなかった。東日本大震災が起きたあとくらいから、ライブの集客に苦労するアーティストのつぶやきに目が留まるようになって、「あなたの音楽が好きでよく聴いています」と伝えることが励みになるかもしれないとライブに足を運ぶようになったのだ。

・あるアーティストのTwitterアカウントをフォローしたらライブを見に来てくださいとDMが来た。
わざわざ大阪に来てくれるのにライブ会場がガラガラだったら気の毒だなと思って足を運んだのに、その人に塩対応された。
そのアーティストの曲を聞くたびに苦い記憶が蘇ってくるので、ライブ会場でもらったサイン入りCDをメルカリで売ってしまった……。

7月5日(水)
・Spotifyで喫茶ロック関係のアーティストを追いかける。多感だった10代・20代は渋谷系に夢中だった。思い出した記憶のかけらを書き留めておく。

・喫茶ロックnowへの入口はサニーデイ・サービスの「若者たち」と、The CHANGの「DAY OFF」。どちらも95年発売。
・1993年に小沢健二が「犬は吠えるがキャラバンは進む」を出しているが、当時の私にとっては難解でフリッパーズ要素の強いコーネリアスの方が好きだった。
・2006年に閉店した心斎橋タワーレコードでよくインストアライブを見た。小沢健二、ラブ・タンバリンズ、キリンジ、サニーデイ・サービス(曽我部恵一の弾き語り)小島麻由美、ネロリーズ、advantage Lucyなど。
・16歳の頃、若者が多く集まる場所は苦手だったので、わざわざ奈良市のレコード店「django」に通っていた。
1度の来店でスタンプカードがいっぱいになるほどCDを買っていた。
djangoは今も現役。たびたびネットで話題になるのを懐かしく見守っている。

7月6日(木)
・後継者探しのお手伝いをした阿波座のコーヒーハウスモカ改め喫茶レトロ村がTwitterを始動。開店は8月4日。
順調に行くことを願いつつ、静観する。


7月7日(金)

・先月出かけた香川のドライブイン「大川オアシス」の記事を上げた。


・Twitterで相互フォローでない人からDMが来て慄く。相互フォローでないとDMは送れないという認識だったのに、調べてみたら2018年頃から送信可能になったとか。知らなかった。
・ミュートしているタグのツイートが自分のTLに流れてくることに気づく。ストレスになるからミュートしているのに……。スレッズにアカウントを作っておこうか。

7月8日(土)
・明日は書肆七味の最後の店番日。2018年にみつばち古書部に参加をはじめてから約5年。一旦区切りをつけようと撤退することにした。棚貸し書店は本を通してゆるかやかに人と繋がれる場所だった。私の出品した本だけでも1000冊以上が飛び立っていき、ブログ運営の諸経費に充てることができた。明日の店番中はみつばち古書部と書肆七味で出会った様々な人を思い浮かべると思う。

7月9日(日)
・店番最終日。不安定な空模様だったのでのんびりムードかと思いきや、開店時から客足が好調。今までで断トツで売り上げが良い一日に終わった。先月金比羅宮を参拝したから金運が上がったのだろうか。店番日にたまに来てくれていたブログの読者さんから最後だからとお菓子の差し入れをもらった。ねぎらってもらえて嬉しい。

・来店する99%は良いお客様なだけに、良くない振る舞いをする人は目立つし記憶に残る。残念ながら最終日にも遭遇してしまった。ただの古本好きなのか、自分で古書店を経営しているのか、古本と関わりがありそうな高年男性二人組が付いている値段がおかしいだの、他の出店者の噂話をしていた。

レジの前でわざわざ話をしているものだから、嫌でも聞こえてくる。しばらく我慢していたが、目に余ったので注意した。普段穏やかな私が語気を強めたので、ひどかったのだろうと思ってほしい。こういう人は強面の店員の前だったらそんな話はしないんだろうね。この一件がなかったら良い一日に終わったのに残念だ。厄介なお客さんに疲れたことも私が棚貸し書店から撤退する理由のひとつでもある。「常識のない喫茶店」を再読したらすっきりするかな。


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