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インターンしお 2021.11.14

こんばんは、しおです🐟

今日は、小鳥書房の店主であるかよさんが、第31回映画祭TAMA CINEMA FORUMにて映画「ブックセラーズ」のトークをされるということで、同行させていただきました。

当日に向けてかよさんがトークの準備をされているところを間近で見ていましたが、映画を見直したり、コレクターの気持ちに近づくために人に相談したりと本番に向けて丁寧に準備されていました。

------映画「ブックセラーズ」について----------
映画「ブックセラーズ」は、世界最大規模のニューヨーク・ブックフェアの裏側からブックセラーたちの世界を捉えたドキュメンタリーです。業界で名を知られるブックディーラー、書店主、コレクターや伝説の人物まで、本を探し、本を売り、本を愛する個性豊かな人々が登場します。
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当日は恐れ多くも関係者ということで楽屋に入らせていただき、そこで可愛らしいお菓子を発見。スタッフさんが「このお菓子本に似ているなと思って!」とおっしゃっていて、まさに本棚のようでとても可愛かったです📙

トーク時は、私も客席で観覧させていただきました。多摩で本屋を営むブックセラー、マルジナリア書店兼よはく舎代表の小林さんと、小鳥書房の店主かよさん、お二人のトークです。お二人の面白い共通点は、本をコレクションするタイプではないということ。楽屋で発覚して、今日のトークはどうなるのだろう!と思っていましたが、「本を買った後どうするかは人それぞれだけど、本が好きという気持ちはみんな一緒よね。」と、小林さんはおっしゃっていました。手元に置いておきたい人もいれば、古本屋さんに出して誰かの手元に届くことを願うこと、循環させることも一つの手段です。

「新刊は高くて買えない、でも本が欲しい!と思ってくださる方に届けばいいなと思います。」とかよさんも言いました。地域の方が小鳥書房で本を売ることを選び、その本を地域の方が買いに来ること。以前本の買い取りのためにお客様のお家まで本を引き取りに行ったことがありましたが、その方も「これを必要とする人に届いたらいいね」とおっしゃっていました。書いた人の想いもそれを読んだ人の想いも受け取れる、そんな形があるなんて素敵だなと思いました。

「コレクションするにしろ、古本屋さんに出すにしろ、本を通して人生が豊かになればいいですね。」
この言葉でトークが閉じられました。

マルジナリア書店さんと小鳥書房は違う本屋さんですが、こうやってあるとき店主同士が一つのテーマに沿ってお話をするタイミングがあること、しかもそのトークを聞けたことがとても嬉しかったです。

素敵なお話ありがとうございました。

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#第31回TAMA映画祭
#ブックセラーズ
#トーク

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