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24日目:ダメなやつ

明け方、みんなが「早く死ねばいいのに」と言いながら私のことを笑っている夢を見た。
「ねえ、いつ死ぬの?」「早く死になよ」
知ってるような知らないような顔の人たちが囁く。
私は居心地悪くしながらもなんとなく躱していて、まあそんな本気ではないだろうと思っていたんだけど、
最後背中を包丁で刺されて、
自分の悲鳴で目が覚めた。
夫が「だいじょぶだよーだいじょぶだよー」と寝ぼけ眼で落ち着かせようとしてくれて、ありがたかった。

だけど続けざまに、届いていた長文ラインで撃沈した。
自分を素直に、そのままの自分で生きられるようになったからこそ、
これまで思っていたけど言えなかった系の要望に凄まじいダメージを喰らう。
温めないでほしい。
その場でフラットに言ってほしい。
しかも長文での訴えは視覚優位には怖くて読めない。

多分要望だと思っているけど、まだ怖くて読めていない。
視覚優位だけじゃない、多分これまで文面を読んで心臓がさーっと冷えていく経験を何度もしてきたから、思い出すのだと思う。

大人になったって、全然、こんなもんだ。

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