半月板損傷6〜入院生活食事〜

入院中の食事について書いてみよう。
うちの病院の食事は味は不味くなかった。しかし私はネギ類が苦手で。
割とよく使われる食材が苦手だとこういった場合にこまる。

今は好き嫌いなく何でも食べようと言う風潮から嫌いなものは嫌いで良いじゃないかと風向きも変わってきたが入院を生涯のうち一度もしないで一生を終えることは難しいと思う。

悪い事は言わない。好き嫌いはなるべくなくした方が良い。
自分が困る。

半月板損傷の人はスポーツをやってたかお年寄りかに振れる怪我で生活が全く違うタイプの人間が同じ病気で入院して生活の流れは同じって言うのちょっと面白い。中間の年代や別の理由で怪我をしてるひとが私の入院期間は少なかった。

なので食事も若い人には足りないし
年寄りは膝の負担を軽くするためこれまたダイエットメニューで。(筋肉もあんまりつかないし、そもそも筋トレを習慣づけるのが難しい)

院内お腹を空かせた人々が行き交う病室だった。
整形外科に特化した病院だからか
はたまた経営が思わしくないのか自販機のお菓子とパンと飲み物以外この病院には食べるものがない。

「退院時にはみなさん数キロ痩せて帰られますよ」

とナースに言われたがなるほど腹ペコな毎日だ。

入院ダイエットだ。

若い子達はこっそり面会時にケーキや唐揚げを買ってもらっていた。

そりゃぁ持たないよね。
中には好き嫌いが多すぎて食事をほぼ残して面会くるまで米と味噌汁だけって子もいた。見てる方が気の毒だった。その子はスポーツ怪我だったから太ってないし山の様に食べさせてやりたいおばちゃん心が疼いた。

私は入院するまでに動けない期間が長すぎて一気に五キロくらい太ったので(暇すぎて食べて寝てた)当然ダイエットメニュー。

ダイエットメニューと言うと野菜ばかりなおかずに炭水化物少しと言うイメージだが意外にご飯が丼めしだった。朝も食パンがしっかり薄切り2枚。

そのかわりおかずが寂しい。タンパク質ドン!添え野菜チョロ小鉢チョロあとは味噌汁。麺類は週一回でたらヤッターってかんじで丼ものも週一回(主に昼)

こんなに米食べて良いの?って思ったがこれくらいは米食べないと満足感はない。余分なお菓子とかに走らないギリギリのラインなんかな?怪我をして運動出来ないのに確かに私は買い食いや差し入れを食べなかったので二キロくらいは落ちました(リバウンドしましたw)

これが塩分多いうどんやそうめんとかだとまた同じ炭水化物でも太るのかもしれない

フライもあまり出なかった。ソテーとか照り焼きとかあんかけとか。

甘いパンとか食べたかったけどびっくりするくらいパサパサの食パンに給食ででるいちごジャムかマーガリン。
いやーそれでも食べるものないから食べました。

追い込まれると人間なんでも美味しく頂けるもんですな。

入院中は食事しか楽しみないけど整形外科の食事はこんな感じ。
強制的に痩せたい人にはおすすめ!←

産婦人科で今フルコースみたいなサービスの産科あるよなーなんて思ったりして。想像で嫉妬する。想像で八つ当たりする。

あ!そうそう!

そんな食事なんですがなんと!クリスマスにはババロア(サンタ?らしきものが描いていたが調理師さんにイラストのセンスは見出せなかったわ(笑))
正月にはお節がでました!!あ、年越し蕎麦も!

これはクリスマスから正月にまたいで入院したものの特権だなーって

クリスマスも年末年始も病院かー
と嘆くフロアの人達とポジティブに考えよーって話題にしたやつです。いや今思うと貴重なごはん、ご馳走さまでした!
クリスマスはアレでしたが
おせちはとても綺麗でした。
画像は病院バレしそうだからやめるけど〜

整形外科は体の一部をみんな怪我してるけどそれ以外は基本元気なんで悲愴感がない。その空気感は和やかでとてもよかったです。

続く

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