2022年 ハマった曲30選
お前らぁ〜今年も終わっちまうぞ〜〜!!
早すぎねぇかぁあ〜〜〜〜!!!!????
本当に歳をとるにつれて時が早く感じているっちゃ本っっっ当に嫌になっちゃうっ!!!
...はい、また前書きが長くなってしまう前に進めます。曲ディグおにいさんこと中の人が今年ハマった曲を放出する回です。マジで去年の記事は前置きが長すぎたのでどんどん行きますよっ!
↓↓前書きが長くてムカついた2021年度版↓↓
紹介する前に“おことわり”を幾つか。
というわけで行ってみますか〜GOGO〜!
Virtual Castle / Dios
故ぼくりりことたなか、ichika、ササノマリイで結成された天才集結バンド。彼らが彼ら自身で奏でる音楽とはまた違った世界を創り出しているのがまさに化学反応だなと感じさせられたのがこの楽曲。…あ、たなかさん結婚おめでとう!!!!!
春は溶けて / indigo la End
FM802のキャンペーンソングをセルフカバーした楽曲。川谷絵音氏、「いい曲」を創るのが本当に上手い。ゲス極やindigo、ジャニーハイ等で独自の世界観を作りまくる一方で(言い方は悪いが)万人受けを狙うような曲も作れるこの才能がヒットソングメーカーである所以な気がしている。
ノウナイディスコ / r-906
私の今年の裏目標が「ボカロから逃げるな」だったのだが、その裏目標第1弾と言ったところかな。あらゆる音が跳ね上がるようなポップな作りで歌のメロディも細かいステップを感じる。身体がついつい動いてしまうような楽しい楽曲。
やさしい怪物 feat. 泣き虫☔︎ / 黒子首
シンプルな作りを重んじる黒子首の音楽に泣き虫さんのアレンジが非常に上手くマッチしている。黒子首では普段聴けないエレキギターのリードがまさに新鮮。泣き虫さんのコラボ楽曲、毎回最高すぎて目が離せない。
Candy / 向井太一
邦楽と洋楽のミックスをバランスよく引き出してくれる向井太一さんのアルバム曲。アルバムの中でたまに出てくる向井太一さんのアップテンポ曲が洋楽のリズミカルな部分をしっかり感じ取れてとても好みである。
talking / KANA-BOON
今から7年前、2015年にリリースされたKANA-BOONのリード曲である。最初のベースイントロが良すぎるんじゃ〜〜〜〜〜〜〜!完全にこれで惚れました。全体的にキャッチーなところもポイント高い。KANA-BOONのJ-popは永久不滅。
i / POP ART TOWN
真っ直ぐなポップチューンに輝くキーボードの音色が堪らない。ボーカルの色気ある歌声に対して歌詞は未来への葛藤を描いており、彼らが創り出す音楽のジャンルレスさが滲み出ているように感じる。
神っぽいな / ピノキオピー - EMA
恐らく今年日本で最も聴かれていたであろうボカロ曲。普段マイナーな曲を見つけてニヤニヤしている中の人もこの曲に関してはシンプルにハマってしまった。個人的にDUSTCELLのボーカルであるEMAさんの歌ってみたが大優勝だった。
テレキャスター・ストライプ / ポルカドットスティングレイ
JAPAN JAM 2022に参戦した中の人がフラッと寄った際に「あれ、めっちゃいい」となったのがポルカドットスティングレイ。無音の間を創るのがとても上手いと感じた。家に帰って楽曲を漁ってみたところこの曲がビビッときて、今回無事選曲された。リードギターのピロピロ、職人過ぎる。
死んでしまったんだ / 椎乃味醂
「ボカロから逃げるな」第2弾。ボカロにしか出来ない表情を作らないような無機質さを全面に出して楽曲の世界観を作っている。AメロBメロで情報量全ブッパをしてサビでは超シンプルにする構成が中の人は好きである。
take it easy / 礼賛
韻の踏み方にキャッチーさを覚えるリリック最強楽曲。ボーカルの刻む細やかなメロディに対して基本はおしゃんに放ちつつCメロではロックに切り替えるバックミュージックのミックスがとても良い。てか本当にリリックがかっこいいしそこに色気やお洒落が兼ね備えられてるのが最高だ。
Champon / 黒子首
黒子首といえばやはりベース、ドラム、アコギのみのシンプルな楽器構成で作られるナチュラルでお洒落なナンバーであり、そこに力強くどこか繊細なボーカルの歌声が映えるのがとても良きである。この楽曲は今年の1月からずっと聴いている為思い入れも強め。我爱你〜!
テイクアウト・スーサイド / seeeeecun - Doctrine Doctrine
この楽曲歌ってみただったんですね。この記事書いてて気づきました。ずっとオリ曲だと思ってた。
独特なギターフレーズに独特なボーカルフレーズ、サビで敢えて外す不協和音と全体的に癖が強いが、サビでキャッチーさを求めている点からこの楽曲はそんな癖の強さを中毒性に変換して戦っているように感じる。
やさぐれガイドー / 秋山黄色
秋山黄色氏が活動を開始した最初期にリリースされた楽曲。こんな頃からこんな中毒性の塊を作っていたなんて…と言ったところである。1番のサビが終わった後イントロのフレーズに戻り2番へ行くと見せかけたところへぶっぱなすもう一段階のサビが非常にアウトローである。良い。
あなたクランケン / tamon - 水槽
どこか香る低い温度感に上品さを感じる。傘を持ちながら小雨に打たれて聴きたいなと思って早半年が経っているがなかなか出来ていない。そろそろ実行したいがもう冬だしなぁ…乾燥するなぁ…(何の話?)
中の人がこの楽曲を知ったのは水槽さんの歌ってみた経由であるが、本当に水槽さんの楽曲選びはセンスで溢れている。出会わせてくれてありがとう。
マザーランド / Ado
日本の歌姫Adoさんの1stフルアルバム、狂言を何周かした中で私の心を掴んだのがこの楽曲。狂言に収録されている他の楽曲をどこか匂わせる表現を所々してる点が面白い。なんなら「うっせぇわで済まない現実」とか言っちゃってる。
それとこの楽曲、歌としての難易度がMAXである。レコーディングだとしてもあんな完璧によう歌えるよ…
水溶世界媒体少女 / フミンニッキ
音楽好きなら一度は聴いたことがあるであろう、インディーズ音楽プラットフォームEggsで一時期黄金時代を築いた楽曲。「水溶世界媒体少女」という単語として攻撃力十分、歌としてキャッチーさ十分の発明をしたなぁと。フミンニッキは現時点で解散をしており、一度はライブハウスで見たかったなと感じている。
紗痲 / 煮ル果実 - 青妃らめ
青妃らめの豪快でかっけえ歌声に楽曲が合いすぎ問題。ギターロックのボカロ曲も良きですね。
煮ル果実の公式MVで歌詞に対して様々な考察がされていましたが、深いことを考えずに野生の勘で聴いている中の人はなーんも気づきませんでした。うわん。
Bottoms call / 秋山黄色
イントロで「キタッ」っとなった。中の人、ベースで始まるイントロに弱すぎ。性癖です。
夜更かししがちで怠惰な人間の等身大な言葉が真っ直ぐ刺さる(まさに中の人)。「夜に眠る為に飲むアルコール」と「夜にモンスター飼って呑んで(買って飲んで)」の歌詞にシンプルな共感。
銃の部品 / PEOPLE 1
初ワンマンツアー大成功、JAPAN JAM 2022でトップバッター大抜擢、チェーンソーマンのEDテーマ担当に大抜擢等、PEOPLE 1の出世曲線が著しいのが一ファンとしてとても嬉しい。テクニカルな曲を多く創り出すアーティストだが、この楽曲はそういった要素は引き継ぎつつ疾走感を強く感じるのがお気に入りだ。
人間 / 703号室
密度の濃い言葉の連なりとキャッチーなメロディが最高。AメロBメロで情報を集めサビをシンプルな音楽にしているところも中の人のどストライクである。2番に入ると1番とは全く違った展開を見せる表情の多さもこの楽曲の魅力。なんだか好きな物づくしだなぁ。
29時はビビッド feat. Such / 水槽
綺麗に冷静に歌い上げる水槽さんの歌声と綺麗に煌びやかに歌い上げるSuchさんの歌声が合わさった時、そこにできるのは宇宙……………………
サビのハモリがとにかく素晴らしすぎる。穏やかそうでどこかそうでも無い雰囲気の作り方が好き。「朝日なら食べたよダーリン」でAM5時がPM17時になっているところも好き。
リベリオン / Ado
グッバイ宣言👌✌️で大バズりをしたChinozo氏が作詞作曲をした楽曲。いやカッコよすぎだろ!!!!!!!!!!!!!
こういうかっこいい全振りの曲に絶対ある明確な理由持ちのラスサビ転調はズルすぎてちゃんと涙が出る。限りなく私は泣いているっ♪
最後の「即興向けのフリーダムを」、絶対音割れしてたんだろうけどそのくらいの方が迫力があって良いよね。
トワイライト・セレナーデ / Empty old City
Empty old Cityが作り出す神秘の世界観とボーカルの透明度の高い繊細な歌声の組み合わせが最高。もっと注目されていいアーティスト。
サビに入る直前、「一重に重ねて見せた」の休符の入れ方がお洒落すぎるし、その後一気に視界が開けるかのようにサビが始まるこの感じが本当に堪らない。
ジャンキーボーイ feat. 青妃らめ / Veill
いやほんとにさぁカッコよすぎるのよ……………やっぱりさぁ最後の転調はえぐいって…………………
ぶっちゃけ選出理由はリベリオンと同じなのだが、個人的に青妃らめの歌声が好きすぎる。文字通り全身全霊を一曲に込めている感覚が聴いている側の身体にも染み渡るのだ。
どした? / DUSTCELL
こういうアルバムにて繋ぎとして入れたであろう短い曲でも抜群のキャッチーさを出してくるアーティストが大好きだ。シンプルな楽器構成がボーカルのエッジが効いている歌い方を更に引き立てている。敢えて少し気だるさを感じさせるようなEMAさんの歌い方がめちゃくちゃ好き。
月と太陽だけ / 秋山黄色
今年のベスト秋山黄色賞は“月と太陽だけ”に決定致しました。おめでとうございます!!
いやもう最高ですこれは。様々な表情のメロディを作る秋山黄色の音楽の中で一番好きなのはこういった一度聴けば耳に残るキャッチーさ重視の曲。その中でもこの楽曲は身体が乗るようなリズミカルさも兼ね備えている。そりゃなるよ、(個人的)ベスト秋山黄色賞にさ。おめでとう!!
飛翔するmeme / 花譜 × たなか
初めてこれを聴いた時、本気で涙が出た。これだからディグは辞められないのだ。好みどストライクどころの騒ぎではなかった。感動である。
言葉の密度の濃さ、ノリの良さ、曲終わりにまさかのサプライズ。いやぁ…これはいい。
時々リードに入ったりハモったりする故ぼくりりことたなかさんもめちゃすこ良い。…あ、たなかさん結婚おめでとう!!!!!!!!!!!!!
p.h. / SEVENTHLINKS - 水槽
「歌い手、水槽」としての代表作。今年のベストソングです。
SEVENTHLINKSの身を犠牲にしたのであろうとすら感じ取れる狂気さをふんだんに詰め込んだ歌詞が、水槽さんの淡々としたどこか無機質さも感じる歌い方にベストマッチしているのだ。
…いや、どちらかと言えば水槽がそのように歌い方を合わせているのだろう。曲に対しての柔軟な対応力が「歌い手」としての才能。そしてそれが血となり肉となり「創り手、水槽」として彼女らしい作品を生む原動力のひとつになるのだ。なんて素晴らしい循環。これからも推していきますよ姉貴〜〜〜〜〜!!
…というわけで全30曲でした。ここまで5000文字を超えています。原稿用紙12枚半と考えるとなかなかですね。楽しい音楽感想文ですこと。
1年間単位でハマった曲を集めていくこの通年イベントは2019年から始めているので今年で4年目です。全てのリストをSpotifyでピン付けしているのですがピン付けできるのが4つまでの仕様なので来年からは昔のリストが下へ潜っていきます。Spotifyさん、アップデート、お願いします……
音楽は「生きる上での装飾品」ではありますが、「音楽の為に生きる」ような生活も悪くないです。言い過ぎですけど。これだけの趣味を持てたの、普通に幸せです。
んじゃ、Spotifyのプレイリストを貼って終わります! この記事を見てくれた全ての人が次の1年も幸せな日々を送れますように〜
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