ハンバーグと、残された時間。
子どもがハンバーグを作ってくれた。
簡単な付け合わせ2品と一緒に。
(家庭科調理実習の宿題のため)
完成まで約3時間、
不安になったのか
色々言い訳や弱音を口にしだした。
そのたびに
「大丈夫だよ」「とにかくやってごらん」と
親はとにかく笑顔で応援だけ手は出さず耐えた。
親は手を出さず
子は途中放棄せずに頑張った末に
完成したのはふっくら熱々のハンバーグ。
みんなお腹ペコペコだったから
おいしい、本当においしくできたねー!!と子を褒め称えながらも
夢中でほおばった。
こんなにおいしいハンバーグ、初めてかも。
本当においしかったな。
その日の夜、
子どもが一人でここまで料理を作れるようになるまでの月日を考えると
時間がかかったような、あっという間のような感覚の複雑さ、
子が自立し巣立っていくであろう年を考えたら、一緒に食卓を囲める時間は
もうかなり残り少なくなっている事実に気が付いて一人ベッドで涙しながら眠った。
やっと自分の人生をしっかり生きよう、
家族と楽しくも平穏に過ごしたいと、
欲が出てきたので
残されている時間、大切にしたい。
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