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家探し⑦

住宅展示場で話を聞き、基礎に思いの外お金がかかりそうだとわかり、私はやはり中古しかないのではないかと思いました。しかし夫の考えは違っていました。

住宅展示場の人は、田舎の傾斜地の家を作ったことがないから、どの程度の傾斜でどの程度の金額がかかるかはわからないのではないか。実際にあの別荘地で家を建てた経験のある会社でないと、地盤の改良などをどの程度しなければならないかもわからないだろう。別荘地を案内してくれた方に業者を紹介してもらった方がいいのではないか。
業者さんの紹介のお願いとともに、一応私の気持ちも汲んで前回見ていなかった中古の家も案内してもらうように手筈を整えてくれました。

再び別荘地を訪問し、案内してもらった中古の家は、外壁の塗り替えなどが必要とのことでした。外壁塗装は足場なども組まなければならないので、100万円は超えるようでした。150万円だったかも。
やはり夫は中古の家は気に入らないようです。

紹介してもらった業者の方にもお会いしてお話を聞きました。
希望していた傾斜地の情報が業者側にも伝わっており、その土地に建てる家のプランを提示してくださりました。

基礎の値段は住宅展示場で聞いたものよりも安く済みそうです。
家の値段は高めのものを提示していたようで、もう少し下げる余地はありそうでした。

再度この傾斜地を見に行ってみました。基礎の値段が高いというマイナス要素が頭にインプットされてしまったせいかもしれません、前回見た時よりも傾斜が急に感じられました。リタイア後に毎日生活するとなると、階段の登り降りが大変かもしれないと思いはじめました。足腰を鍛えるには良いのかもしれませんが…。

こうして、もう少し緩やかな傾斜の土地を購入することにしたのでした。

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