見出し画像

2022年に始まること:3

冬休みは、
冬休みらしく。

早起きはせず、
しっかりと眠ることに決めた。
((^^)本日も、気がつけば9時半・・・。)

すっかり部屋の中まで、明るい。


3時半に起きていた勤務の日々が
年末までは、確かにあった。

早く眠れば、
早起きできるという思考も、どうやら無効。

身体のリズムや、季節の状況に

素直になろうと、
考えを改めた3日目の朝。


今日は、何が始まる?

寝起きの思考の中に

浮かんだのは、
「ヒヤシンスの鉢」を導入すること。

昨日のお散歩時に、
事前に店舗視察済み。


昨年から、
ご近所のお花屋さんで

「これだ!」という切花にも、
鉢花にも、出会うことがなく。


ずっと、変化のない
ベランダと室内の植物環境だった。


導入するのは、ヒヤシンス 2鉢分。
(合計 球根6個)

3つは鉢へ、
一つずつ植え替えてベランダに。

3つは水だけの、ガラス瓶で室内へ。


花屋勤務していた以前から、

知り尽くしている
ヒヤシンス ”裏事情”。

ヒヤシンスを買うたびに
「球根の窮屈な環境」が、気になっていた。

日本の球根達は、
今のところ「商業用品」でしかない。

ヒヤシンスは、
それでも花を咲かせてくれるけど

彼らの「種族」にとって
本当にそれで良いものか?と

長く疑問に感じていた人間の、一人。

チューリップについても同様。


犬猫の保護活動は、

日本でも
徐々に動きが見られるようになったけど

今の私にできるのは、
植物保護活動。

賃貸住まいの環境では、限られるものだけど
せめて、借りている畑で

球根を年々継続させたい、想いがある。


お花は飾り物になるけど、
同時に、命でもある。

現代人の思考には、
そこが長年欠けたままだと

この40年ほどを生きてみて、反省している。

お花好きとして、動かずにはいられない。

ヒヤシンスを長年
継続して育て続けたことはなく、

冬に買って
春には、畑へ移植し土に還す。

数年はそこに存在していても、
土壌がいまひとつ合わないせいか?

花は弱っていき、
大きく広がることはない。

(でも数年間、畑に生き続けている。)


同じ土壌環境で
スイセンは、放置していても

毎年どんどん、
確実に花は広がり増えている。


そもそも、
出生の国柄も、気候も異なる種類の球根。


彼らがどういう性質であるのか?
長く一緒に暮らしてみなければ、理解できない。


鑑賞が終わって廃棄していては
何にも彼らのことを、理解できない。


日本庭園なら、まだ良いけど

現代的日本の造園は
大きな公園の場合でも、考えが足りていない。


チューリップは
水栽培をしないのに、

ヒヤシンスは水栽培でも、花を咲かせる。


今時のヒヤシンスは
球根が3つまとめて鉢に入り、

見栄えは良いけど
足元の根っこ達が、見えないところで

ぎゅっと詰まって、窮屈な状態。

説明書を見れば、
開花の時期を春に調整している、らしい。


水栽培用に、
販売用ポットを外してみた球根。


絡み合った根っこは、
柔らかすぎて

水で洗うと、簡単に切れてしまう脆さ。


彼らが、
この地で生き延びるために


私たちにできることは、なんだろう?


観賞用とはいえ、
商業用とはいえ、


受け入れた土地に住む人間達が
取り組むべき、課題。



かつて

防寒用の”毛皮欲しさ”に
オーストラリアから導入された


ヌートリアたちは
現在「害獣扱い」。


逃げ出した彼らの子孫は


今の日本の環境に馴染んで
なんとか細々、暮らしている。


川辺の水鳥達に支えられながら
数年前の豪雨も、なんとか乗り越えた。


2022年は
”命に対する”

愛が伝わりやすい、エネルギーの流れ。

人間の都合で、
国境を越えた命にも

暮らし続けられる環境を整えたいもの❤️

小さく、私たちにできること。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?