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赤い情熱と深淵の緑なCLASSIC Neg.

きつねとたぬきの話ではなく、赤と緑が印象的になるフィルムシミュレーションCLASSIC Neg.の話。

X-T5を手にして初めて撮ったのは山茶花でした。
その時に設定してみたのが、CLASSIC Neg.でした。


ファインダーを通して見えた世界に、
「えっ......、好き」とトキメキました。

なんだか大正ノスタルジィな色だな。
クラシックだけどノスタルジィ......フヒッと
くだらないことを思いながら、深い緑色に酔いしれたのです。

内に秘めた何かがありそうな赤色になるのも好みで、赤系をメインにするときはCLASSIC Neg.だなと思います。

私は底抜けに明るい雰囲気の写真を撮ることがないので、こういう色が向いているだけなのですが、赤と緑で世界を彩る時はCLASSIC Neg.を選択しがちだなと。

何故、この色が良いと思うのか...。
それはきっと内に秘めた感情が立ち現れてきそうだからなのかなと思います。

写真って個人の視線を切り取るのだから、ものすごく主観的になるものだと思うことがあります。
だから、そこには何かしらの感情があって、それはもしかしたら普段は内に秘めてるものかもしれない。

そういう感情であるように見せてくれるような色だと思うと、使いたくなるのは納得だな...なんて。

陰翳がくっきり付くから、都市スナップ向きだろうなと思いつつ、都市でない場所に住む以上、使いどころを探ぐらねばと思うわけで。

でも、緑と赤だったら、田舎にはそれはもうたくさんあるか...と思うので、田舎でも使えますね。

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