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経済状況その2

前回のおさらい

その1が気になる方は遡って呼んでみてくださいね


自分が働くことのイメージ

結論から言いますと
私が働くことを始められたのは
2023年の3月です

それまでは、ずーっと自宅療養という形で
ニート生活を送っておりました

その時考えていたのが、
こんな私が社会に出て働くことなんて
本当にできるのだろうか?
ということ

そんな時に出会ったのが
shrinkという漫画です


この漫画の中で、
いろいろな精神疾患を取り上げており
特に感銘を受けたのが、
境界性パーソナリティ障害(以下、BPD)の
患者のお話でした

物語の中に出てくるBPD患者が、
どの様に回復し、社会で居場所を見出すかの
過程が丁寧に描かれており、
私はこれをモデルに自分の社会復帰を進めようと
心に決めたのでした

まずはデイケアから!

そこからは、早く働きたい気持ちがより強くなりました

まずはデイケアに通うことにしました
ちょうどクリニックが移転して広くなった影響で
デイケア室というものができ
ショートケアのプログラムがたくさんあったのです

その中で、

  • マインドフルネス瞑想

  • プレリワーク(リワークの前段階)

  • 就労プログラム(就労移行支援事業と似ている)

  • ヨガ

  • 個人作業(コワーキングスペース的な)

など、様々参加しました

しかし、
これらのプログラムに定期的に通うということが
こんなにも難しいこととは
始める前は知りませんでした

1ヶ月程度は元気に通えますが
毎度決まって、次第に体調を崩して休みがちになり
自己嫌悪で自傷行為をしてしまうという
流れに陥る様になりました

いよいよドクターストップがかかり
デイケアへの参加が禁止されるようになると

私は、他のデイケア参加者と自分を比べては
みんな辛くても頑張って来られてるのに、
どうして私は頑張れないんだろうと
自分を責めるようになりました

就労許可が下りたというか下ろした

デイケアへの出席率が悪いまま
私の鬱の状態は相変わらず波打っており
(反復性うつ病といいます)

私はあることを思いつきました

どれだけ治療を頑張っても
落ちる時は落ちるし
上がった状態もいつかは落ちる

上がってる時に無理して行動制限かけなくても
結局落ちるのは一緒ということ

それなら、せめて上がってる時は
自分のしたいことをしてもいいじゃないか

ことり(2023.3)

と、そんなふうに考え始めました

それを主治医に話すと
一理ありますねと言ってもらえて
体調が悪くなった時は体調第一で動くこと
を条件に、
週1日程度の就労許可をいただきました

ちなみにshrinkを読んでからここまで、
約2年半かかっています

この時点でも両親の収入に頼っているような
日々でした

どんな仕事ならやっていける?

次なる課題は、どんな仕事をするかです

私は学生時代のアルバイト経験を通じて
自分にはどんな仕事が合っていて
合っていないかが
なんとなく肌感で理解していました

自らアイデアを出したり人を惹きつけるような
ことが求められたり
臨機応変さが求められるような仕事は苦手

人の下につき下された指示に
正しく応えることや
マニュアル通りに規則正しく働くことは得意

そんな感じです

こうした条件を満たす仕事として浮かんだのが、
学生時代にもやっていた
歯科助手(主に診療補助)のアルバイトです

ここまできたらあとは片っ端から求人に応募するのみです

職歴がないので
就活は長期戦になるだろうと思っていましたが
なんと一社目に受けたクリニックが
人柄を見込んで採用してくださいました

こうしてはれてニートからフリーターになりました

こちらでのアルバイトのおかげで、
一月当たり4〜5万円の収入を得ることが
できるようになりました

使ったお金の内訳とバイト代の行き先は

毎月使えるお金は大きく分けて2種類あり、
生活費交際費です

生活費は、食費、水道光熱費、日用品費、医療費
など必要最低限のお金です

交際費は、いわゆる贅沢のためのお金で、
遊びに行く際の食費、エンタメ費用、化粧品費
などで、自分の中で上限を毎月4万円としています

アルバイトを始めてお給料をいただいた日に
両親に相談しました

このアルバイト代で家賃か交際費を賄いたいです、と

しかし両親から帰ってきた答えはNOでした
私は驚きましたが、
バイト代は将来のために貯金しておきなさいという
両親の言葉がありがたいと、素直に思えたので

今はまだ、両親に甘えさせてもらっています

今後の経済面のビジョン

アルバイトの進捗状況と
今後私がどうしていきたいか、については
障害年金のことと絡めて
後日、改めて記します


長いブログ、最後前で読んでくださった方
ありがとうございます

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