それは最高においしいウイスキーを飲んだ帰り道だった。
口の中に残る香りが、吐いた息とともに夜へと溶ける。
世界が余韻で満たされた。
ここに天へと昇る階段があったなら。
不幸ではなく幸せの意味で、今なら死んでもいいやって思えた。
_200915_T_ポートエレン_28年_スリーリバーズ-01_

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?