動けなくても体育祭は楽しみたい!

体育祭の練習が始まった。

ゴールデンウィークが終わってから本格的に練習が始まり、週に三回の練習が当たり前になっている。

今回は私の体育祭の練習のやり方について書いていこうと思う。

わたしたち三年生は中学校最後の体育祭ということもあり、学年全員今まで以上に張り切っている。
三年生は集団行動・綱引き・クラス対抗リレーに出場する。
私は場面緘黙の症状で動くことが困難なため車椅子に座って練習に参加している。

ただし私には参加したくても参加できない理由がもう一つある。
それは

聴覚過敏だ。

大きな音が苦手で、長時間いると頭が痛くなるといった症状が出ることが多い。
体育祭では拡声機やスピーカーなど聴覚過敏を抱えている私にとって苦手としているものが活躍している。
その為私はイヤーマフを着用して体育祭の練習に参加している。

しかしイヤーマフをつけていても耐えられなくなってしまうことの方が多い。

そんな時は保健室に移動してみんながれ演習している姿を眺めている。

今年は、中学校最後の体育祭だから私もできるだけ競技には参加したいと思っている。

しかし私は1人で動くことが出来ない。

体育祭の最中に先生がずっと付き添うことはなかなか難しいことだ。
昨年は近くにいる子たちが参加する競技の出番になると私の手を引いて行ってくれてた。

周りの子たちの親切な心に私も先生方も皆救われていた。

先生方が私のことをサポートできる時は私の近くにいるらしいがおそらく今年も周りの子たちの力を借りながら体育祭に参加する可能性が高いと思う。

同級生や先生の力を借りながら中学校っ最後の体育祭に参加できるように自分もできることを少しずつ頑張ろうと思う。

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