恋と結婚

恋と結婚は似て非なるもの。
独身のころ漠然と思っていたけれど、それは想像以上の違いがあった。

同じ食事をとること、同じ家で毎日過ごすこと、ダブルインカムであっても同じ経済の枠の中で消費、支出をすること。
価値観の違いをまざまざと思い知らされる日々。
嵐みたいな時期もあった。
難破船みたいな頼りない日々を経ていまは凪。
また何かしらの嵐は来るのかも知れないけど、経験って宝ものだと思う。許容の範囲が拡がる。
パートナーは今でもなお恋愛の延長線上に私を置きたがるけど、私はちょっとだけ違う感覚。それを正直に言わない方が互いのため、と思っている。
恋と違う愛情もある。家族愛、とも違うし。
なんと呼べばいいのかな。別に名前をつけなくてもいいか。

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