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希死念慮

出ましたね。

寝られないので、もうひとつなにか書こうと思ったら、いきなりこれが浮かびました。
これに悩まされるようになって、かれこれ二十数年経ちます。きっかけは多分、母の急死でした。おかしいでしょ。普通、親しい人が突然死んだら、「わたしは〇〇の分まで生きる!」とか「生きてることの喜びを大切に」とか、思いそうなもんでしょ。

でも、死にたくなったんです。

他にも、仕事のこととか恋愛のこととか、同時期にアクシデントが重なったせいではあるんですが、とにかく死にたくなったんです。
以来、ましになったり、逆に、やばいやばいと思って安定剤飲んだりしながら、なんとか、生きのびてます。一時は、家のクローゼットが怖かった…いまでも少し怖いです。
これ、冬がいちばんつらいし、あと電車もつらい。電車の、あのひっぱりこむような感じがつらい。誰かわたしを押さえててくださーい、と頼みたくなるようなときもあります。

家で死んだら事故物件だし、電車についてはいろいろ言うまでもなく…そういうことを変に冷静に考えて、でも飛びこみたくなるときがありますが、失敗したときが大変だしなあ…という考えも最近、加わりました。豆塚エリさんの『しにたい気持ちが消えるまで』という本を読んでからです。初老のおばさん(独身子なし)が、これ以上どんだけ周りの手をわずらわせるんだ…と考えると、最近は運転の荒っぽい自動車と自転車も怖いです。

死にたいのに?

日々、揺れながら、生きています。


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