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イライラが教えてくれる本当の気持ち

恋に悩む女性からよく受けるお悩みです。

「彼から連絡がこないと後回しにされた気がする」
「趣味ばかりに時間を費やして、ちっとも私をかまってくれない」
「私はいつもあの人を優先しているのに・・・」

今回はそんなイライラの例を元に「怒り」についてと「本当の気持ちを大切に生きる」というお話をしていきたいと思います。

あくまでもこれは一つの例えであって、皆が皆それに当てはまるかどうかは、実際にそれぞれのお話を伺ってみないとわからない、ということを大前提に「私にも当てはまるかな?」と読んで頂けると幸いです。

まず、怒りとは第二感情と言われており、本当の気持ちを隠す「ふた」の役割を持っています。

感じたくない感情を感じないようにしてくれている「あなたを守ってくれている」感情さんなんですね。

では本当の感情とは何か・・・
それは多くが「恐れ」や「不安」、そしてまたそこから生まれる「寂しさ」「虚しさ」など。

そして怒りは同時に「あなたの本当の望み」を教えてくれている・・・これが怒りの役割でもあります。

そして怒りを知るにあたって、もう一つ知って頂きたいことが「投影の法則」という言葉になります。

これは「受け入れられない自分の感情や不快なもの」あるいは自分の中にある「嫌いな自分」「悪いと思っている自分」を相手の中に映し出し、それは相手が持っているものと思い込むというものになります。

この「怒りは第二感情である」という知識と「投影の法則」という二つを理解した上で、先ほどのイライラの例を深掘り、本当の気持ちを探っていきたいと思います。

相手に後回しにされているからイライラするのではなく、自分が自分を後回しにするからイライラする

連絡を待っている時「本当はしたいこと」があったりしませんか?

「今のうちにお風呂入っとこうかなあ。でもその間に連絡きたらなあ・・・」とか

休日前に友達からの誘い
「う、本当はいきたいけど・・次の休みはダーリンとデートできるかもしれないから・・」って断ったら彼から「ごめんごめん、次の休みは友達と遊ぶわ」とかね。

パートナーに限らず、特定の相手に依存してその相手を優先してしまう人は、そうやって自分の気持ちよりも「相手の気持ち」を優先する癖ができてしまっている可能性があります。

「いやでも、本当に友達より彼氏との時間が私は大事なんですよ?」「それくらい彼を愛しているんです!」という方もいるかもしれませんね。

でも、もし本当にそんなに大切な彼なんだとしたら「彼の幸せ」があなたの喜びになるはずではありませんか?

「友達と遊びたい」という彼の気持ちを尊重してあげられて、断られてもイライラする必要ってないですよね。

では、なぜイライラしてしまうんでしょう・・・

無意識の思い込み「優先されない私には価値がない」

あなたの価値はどんなことがあろうとも変わりません。あなたはあなたとして無条件に価値があるということを忘れていませんか?

もちろん誰もが「誰かの特別」になることを望みますよね。

子供の頃、大好きなお母さんやお父さんの一番になりたかった。兄弟がいれば、尚更比べられることに、無意識のうちに恐れを感じていたのかもしれません。

そんな方は「優先されない私」には価値がない、と無価値観を抱えることによって自尊心を失い、そして自分ではなく「相手」を優先することで愛を求めることが習慣になってしまったのかもしれません。

そしていつの日から、親御さんからパートナーへと「特別」を求める場所が変わっていったということはないでしょうか。

“相手のために何かをしてあげる”ということはもちろん素晴らしいことではありますが、それが「取引」になってしまうと「本当の愛」からは、かけ離れてしまいます。

この世界は全てがエネルギーですので、あなたの行動にその「欲しい」という波動が乗り、それが相手に伝わると「重たく」なってしまうこともあるんです。

自分には価値があるという「自分を大切に想う気持ち」を失うと、人は恐れから、それを「相手」に「満たしてもらうため」に行動を始めます。

それが承認欲求にも繋がり、そうすると自分がいつも相手を優先しているからこそ「あなたもそうするべき」という怒りにもなるのです。

これはパートナーのみならず、家族や子ども、自分より弱い立場の相手に対しても同じことが言えます。

外でいつも誰かの顔色を伺って、自分の気持ちを我慢をして「自己犠牲」をすることで、家族などのわがままを言える存在の人達に対して、自分の言う事を聞くようにコントロールしようとしてしまったり、コントロールできないとイライラしてしまうということが起こってしまうのです。

「あなたの本当の気持ちを大切に生きてくださいね」とお伝えすると、「自分の気持ちを優先するとわがままになってしまいそう」とおっしゃる方が多くいますが

そんな方は、自分の本当の気持ちを、それが実際に叶う叶わないは置いておいて、「先ず自分自身が分かってあげる」からこそ、私にも私の気持ちがあるように、相手にも相手の気持ちがあるんだということが本当の意味で「心から」理解できるようになるため、コントロールしようとわがままになる必要がなくなるということを知って頂きたいと思います。

あとはコミュニケーションの問題になってくるだけで、お互いがお互いを尊重し合えば、「わがまを言うこと」と「自分の気持ちを素直に相手に伝えて、結果は委ねる」ということの違いが理解できるようになると思います。

そうやって自分が自分の気持ちを優先できるようになってくると、あなたの内側で自尊心が健全に働き始めます。

「私を大切にできる私」になることで内側のエネルギーが変化し、結果的に、現実世界にも「あなたを大切にしてくれる相手」が映し出されてくるのです。

最後に

そうやって生活をしていくことに慣れてくると、中には「お別れ」を体験しなければならないことも正直あります。

それは自分が自分を大切にすることで「自分を大切にしてくれない人」つまり自分と同じように「相手を思いやれない人」とこれ以上一緒にいる必要が無くなるということが「違和感」として訪れるからです。

自分自身が変化することによって、相手も共に変化をしていくこともあれば、自分が変化することによって「この人が私の本当のパートナーではない」と気がつけることもあるのです。

そこで大切になってくるのは、あなたの限りある人生を誰のために使いたいかという選択になってきます。

時間は命です。あなたの命を本当にその人のために使いたいかをよく考え、あなたにとっての幸せを選択してください。

それはもちろんパートナーに限らず、友達、それが例え家族であろうともです。

もちろん家族という場合、人間の様々なしがらみや”過去の自分の選択”に対しての『責任』は取らなければならないこともありますが、あなたが進むべき道であれば、きっと事はスムーズに進みます。

しかし、もちろんまだそこに学びがあるという場合には、無理に相手と離れても相手を変えて同じ課題に取り組まないといけないので「向き合うこと」をお勧めします。

つまり、あなたの進むべき道は「あなた」がちゃんと知っているいうことですね。

ただ、もしあなたの本当の気持ちやどうしたいかがはっきりしない、苦しいという方はぜひ私たち心を専門とする人たちを頼ってみてください。

あなたの心に寄り添い、あなたの答えまでしっかりとサポートして伴走していきますからね!

また、今回の話のように相手を優先する癖がついてしまっている人は、日頃から、自分の気持ちを小さなところから優先する”訓練”をしていくことをお勧めします。

・食べ物を選ぶとき「本当に食べたいものを食べる」
・トイレに行きたいと思ったらその時に行く
・水を飲みたいと思ったらその時に水を飲む

といった小さな習慣から始めて頂き、あなたがあなたを優先することで内側に変化が起こり、現実世界が変わって行くのをぜひ体験してみてくださいね!

最後まで読んでくださりありがとうございます。何かためになればぜひ「スキ」を押して頂けたら、とっても嬉しいです!

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