【商品紹介文テキスト】『××ではなく○○が好きな人のための商品です。』
こんにちは!「ことのは塾」のやまなしです。
最初に質問です!
あなたの商品(モノやサービス)は、何が好きな人のためのものですか?
『あんこが好きな人のための“どら焼き”です』
『電車が好きなお子さんが喜ぶ、「お部屋から新幹線が見えるホテル」です』
『うさぎのモチーフが好きな人のためのアクセサリーを作っています』
このように伝えると、「あ、私みたいな人のための商品なんだな(お店なんだな)」と直観でわかりますね。
つづく商品紹介文の中で「あんこ好きのために、どんな工夫をしたのか? 」を詳しく説明するのもいいですし、「作者の私も“うさぎモチーフ”、大好きなんです」と共感を持ってもらえるようなアピールをしてもいいですね。
“商品紹介”というと、「どんなモノか」、「いくらでどのようなサービスが受けられるのか」といった情報だと考えがちですが、 そういった説明だけでは意外とピンとこないもの。
そこでオススメなのが、『○○が好きな人のための【商品】です』というフレーズです。
「あんこが好きな人のためのお菓子」と書かれていたら、あんこ好きな方はきっと目が留まりますよね。
原材料の小豆や砂糖のことを細かく説明するよりも、よほどわかりやすく伝わります。
あなたの商品は、何が好きな人お客さまに喜んでもらえるものでしょうか?
・・・・・・
この時、注意したいのは『車が好きな人のための車です』、 『カーテンが好きな人のためのカーテンです』というように“繰り返し”の表現になってしまわないことです。
これはこれで詩的な表現で私は個人的に大好きなのですが、この言葉だけではピンとくる人が限られてしまう上に、具体的にどんな商品なのか、アピールポイントが想像しにくいんです……。
そのような場合、『××ではなく、○○が好きな人のための【商品】です』というフレーズで考えてみて下さい。
こちらに当てはめて考えてみると良い答えが見つかりやすいので、言葉が思いつかないという方はぜひ試してみて下さい。
『辛いカレーではなくて、甘いカレーが好きな人のための一皿です』
『家族のためではなく、自分だけのための車です』
『大きすぎず、 手のひらサイズのスマホが好きな人のための機種です』
このように何かと対比させて表現すると、その商品の具体的なアピールポイントや、使ってほしいお客さま像がはっきりと浮かんできますよね。
好きとキライは表裏一体のものですので、お客さまがイヤなもの、苦手なこと、 残念に思っていることなどをあえて比較対象として見せることで、
「あ、この商品はそうじゃないんだ」とわかっていただくことができます。
さぁ、あなたの【商品】は、何が好きな人が喜ぶものでしょうか?ぜひ考えてみて下さい!
--- 「ことのは塾」 山梨 栄司
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