私の「KFC」〜それでも産みました〜
健康でいれば!
不可能はなく!!
挑戦だ!!!
私の「KFC」です💪。
私の「挑戦してよかったこと」。
それは、シングルマザーながら第3子を出産したこと👶。
悩んだ。
迷った。
離婚率が上昇し、片親の家庭が増えているとは言え、この国において、片親で新たに子どもを儲けるとか、未入籍で子どもを産むことに対する理解はまだまだ少ないのが現状だ。
周囲からどんなことを言われるかの察しはだいたいついていた。
上の2人の高校生の子ども達の心も守りながら、今の暮らしも支えながら、3匹の猫も抱えながら、40歳を過ぎた高齢妊婦がうまく立ち回れるだろうか。
我が人生、最大の決断。
それでもどうしても、もう1人産み、育てたかった。
シングルマザーで、子どもがいながら再婚する、子どもがいながら大学に行く、子どもがいながら資格を取る…。
子どもがいながら子どもを産んだっていいじゃない!?
夢のひとつ。
自己実現のひとつ。
人生は1度きり。
幸せの価値基準は私の中にある。
叩かれる理由なんてない。
何度もそう思った。
再婚することが嫌だったわけではない。しかし、前夫との結婚生活を振り返った時、私の中で、結婚に対してポジティブなイメージが描けない。
さらに、子ども達の年齢や住宅環境、私の性格・傾向から、しない方がよいという判断だった。
離婚前、年子2人を1人で育てて来た。
離婚前からシングルマザーとほぼ同等な暮らし。
どこに行くにも私ひとり。
保育園のイベントも私ひとり。
誰かが体調を崩しても私ひとり。
「夫」という存在に期待しては、その思いが裏切られるくらいなら、最初から自分1人の方が良いと思った。
ただ、駆け抜けるように子育てをして来て、何歳の時に、どちらの子がどうだった、という記憶がない。
いちばんかわいい時を、毎日抱きしめていたいあの頃を、堪能しないままに過ぎてしまった。
上の2人の子ども達との時間を取り戻せるわけではないけれど、もう1度、じっくり、ゆっくり、どっぷり、子育てがしたかった。
そして、上の子ども達に「子どもって、こんなに大切にされて育つんだ」ということを示したかった。
離婚して数年して、私にはパートナーができた。
子育てが終わりかけているところでの私の妊活希望に、当初は反対だったが、私の気迫溢れるプレゼンに絆され、同意してくれた。
「トライしても授からなければ、それは仕方がない。ただ、トライせずにいたら、更年期に私狂うよ?死に際、意識があるかわからないけど、トライしなかったら、猛烈に後悔する!!死んでも死にきれん。棺から飛び出て来る!!」と彼に熱弁を奮った。
私の思いに応えてくれた彼に、心から感謝をしている。
昨年、無事に第3子を出産した。
とにかく愛しい!
とにかくかわいい!
孫ではないのに、目に入れたって痛くない!
たくさんたくさん抱きしめている。
舐めるように?
何なら舐めて?子育てしている。
人生でいちばん幸せ。
先日、上の子ども達が言った。
「いやいや、お母さんがこんなに必死に自分達のことも育ててくれたってわかったらさ、まあ、反抗しようなんて思わんわ。親ってすごい」
感謝されたいわけでも、称賛されたいわけでもなかったけれど、私が一生懸命に愛情を注いで来たことが、第3子の子育てを通じて上の子ども達に伝えられたことに、この上ない喜びを感じている。
年齢や形式に囚われずに決断してよかった!!
夢をあきらめないでよかった!!!
これが私の「挑戦してよかったこと」。