「ミッドウェスト」の「エモ」??何??どこの何???
ゲゲゲの女房。
連続テレビ小説の。
懐かし〜〜〜。
お世話様です、元気にしてます。してますか?
「ミッドウェストエモ強化月間」というものをやりました。
31日間、毎日、ミッドウェストエモを、聴く。
毎日、聴いたアルバムを、Twitterに載せ続ける。
そういうことをしていました。
すなわち、ミッドウェストエモを、強化する月間、ってことですわね〜〜〜〜!!!!
全然関係ないけど、日本において人の髪って基本黒なの面白くないですか。
電車乗ってて、人がいっぱいいる駅で沢山高校生が入ってきた時、必ずみんな髪が真っ黒だからめちゃくちゃ笑いそうになっちゃう。
同じ理由で高校の卒業アルバム見てもめっちゃ笑う。
ミッドウェストエモ強化月間をしました。
31日間で聴いたアルバム、総数120枚くらい。
多〜〜。
これには理由があって、ミッドウェストエモのアルバムって基本収録時間が短いんです。
フルアルバムでも30〜40分くらい。
なんとなく、「34分」のアルバムが多いような気がする。
あと、後半EPやスプリット盤を多く聴いていたのでそれで枚数稼がれました。
とにかく120枚くらい聴きました。
120枚も聴いたら、
「いいな〜〜〜」っつうアルバムの1枚や2枚、あるわけですよ!!!!!!
挙げていきます〜〜〜〜〜〜
9枚、挙げていきます〜〜〜〜
何これ
なんか目次出てきた。
すみません、なんか目次出てきました。
続けます。
・アルバム9枚、概観
9枚です。
みんなでジャケットを見ましょう。
ミッドウェストエモのジャケットって、ミッドウェストエモのジャケットって感じめちゃくちゃしますよね。
9枚の中で1番好きなのは2行目1番左です。
ミッドウェストエモとそれぞれのバンドにどれほどの知名度があるか分からないので、この9枚に関して皆さんがどういう感想を持つのか全く検討がつきません。
「置きに行ったな」とか「見たことないな」とか、全く分からないです。
とりあえず、この9枚がすごく良かったです。
・アルバム9枚、コメント
1.Algernon Cadwallader『Fun』
天下のアルジャーノンキャドワラダー。
フルアルバムの方は聴いていたけど、新潟sighの大さんに「EPもいいよ」と言われ聴いた。
めちゃくちゃ良かった!!!!!!
1曲目の『Spit Fountain』が最高。
独特のふざけた(?)ボーカルには個人的に慣れが必要だったけど、慣れたらもう、すごいです。すごく良い。
2.Annabel『Having It All』
最高でした。
全体を俯瞰した時の、静と動の使い分け、バランスが絶妙。
ワイの言う「ポストロック」(ちっちゃい音からでっかい音になる音楽)を感じさせる作品。
疾走感と喪失感が小気味良く織り混ざっている。
3.sports.『Demon Daze』
これも新潟sighの大さんに教えてもらいました。
これはミッドウェストエモのトロです。
美味しいとこギューーーーッッッッ、ズルイ!!!!!!
他のエモバンド聴いてて「お、いいな」ってなる箇所だけで作られている、全身トロ、ミッドウェストエモの全身トロ。
胃もたれするわ!!!!!!!!
3曲目『Words That Rythm with Different,Etc.』最高です。タイトル長えよ。
追記:ミッドウェストエモの特徴として「タイトル長がち」「長い割に大したこと書いてないがち」があります。
4.You Blew It『Grow up,Dude』
こんないいジャケットありますか???
アメリカンフットボールやってんの。その写真。
ちなみにこのアルバムらデモ盤も出てますが、そのジャケットには右のティーンは写ってますが左の監督的なおじさんは写っていません。
なんか分かんないけどすごく悲しい。
ジャケットがいいアルバムって、バンドサウンドもいいんです。
わすが1分足らずで終わる1曲目『Grow up,Dude』から2曲目『Pinball House』の繋がりは最高。ウゥグンって引き込まれる。
5.Good Sleepy『Everysinglelittlebit』
エモのトロ、2個目。
sports.に引き続き、こちらもエモのトロです。
なんならこっちの方がトロ。大トロ。全身大トロ。エモの全身大トロ。
これ本当に良いです。強化月間中に1番衝撃を受けたアルバム。
「アーーーーー!!!!!!」って叫びたくなる。
瑞々しさの静と動。決めるところで100点のキメを出してくれるからもう何も言うところがない。
どの曲も良い。
ジャケットはダサい。
6.Oolong『About Your Imaginary Friend』
だいぶ勢いで押しているバンド
勢いで押しすぎてたまに面白い
エモにおけるオモロ
おすすめは7曲目『Dude,It's Painfully Obvious』
全体的に工業高校っぽい
cap'n jazz とかAlgernon Cadwalladerがめちゃくちゃ好きなんだと思う
7.Prawn『Run』
硬派なミッドウェストエモ
この路線のバンドは「いかに周りと同じアプローチで唯一の正解に辿り着くか」みたいなことをやっているイメージがある。
そしてPrawnはどれも正解みたいな音がする。
ええな〜〜〜〜
今聴き直してますけど
あ〜〜〜〜〜〜
ジャケットはダサい。
8.Empire!Empire!(I Was a Lonely Estate)
名前が長えよ!!!!!!!
名前が長え!!!!!!!
ちなみにこれより長いのだと「The World is a Beautiful Place & I am No Longer Afraid to Die」があります。深夜テンションのつまらな大喜利。
ベスト盤です。
「ベスト盤か〜」と思った人、ごめんなさい。
おすすめのアルバムでベスト盤を挙げることの無粋さは十分に承知しています。
ただこのバンド、曲名が全部クソ長なので、覚えるのダルすぎてどれがどういう曲だったのかほとんど判別がつきません。
したがって好きな曲が多いアルバムを挙げました。
12曲目の『It Was Your Heart That Saved You』15曲目の『If We Had Found You Any Later,You Would Have Drowned』が好きです。長えよ、タイトルが。なんだこいつら、マジで。
9.Del Paxton『All Day,Every Day,All Night』
これはね、夏の鉄球みたいですね。
「アチッ」がドガボーーーーーーーン、そういう疾走。
電車乗って、クーラーガンガンキンキンで、つめてーーーってなって、なり続けて、駅着いて、降りた、その時!!みたいな!!!
アッチーのがボワーーーーー!!のそれ!!
ジャケットはよく分からない。
・9枚でした!!!
9枚でしたね〜〜〜〜。
9枚だったわけです!!!!!
すーーーーーーー、す!!!!
・ミッドウェスト・エモってなに?
ミッドウェスト・エモ強化月間において、毎日のように考えていたのは「ミッドウェスト・エモって結局なんなんだ」ということです。
特徴は挙げられます。
・ボーカルのナイーブな声質、間延びした歌い方
・変則チューニングのギター、アルペジオとタッピングを多用した特徴的なフレーズ
・時に単調で、時にマス的なアプローチが入り込むドラム、気付かないうちに変拍子
他にも色々あるでしょうが、思いついただけでもこれだけあります。
確かに特徴は挙げられるけども、一言で言い表せない。「一言で言い切れないのがエモなのだ」と言ってしまえばそれまで。
なんとかミッドウェスト・エモを端的に表せないか、と考え続けていました。
結論から言うと、現時点における答えとして、ミッドウェスト・エモとは『楽器が上手いインターネットオタクの発露である』が適切なのではないかと思ってます。
ミッドウェスト・エモを聴いている時に一貫して感じられる、あの、オタクがグレーのシャツに汗染みを作って頑張っている感じ。その汗も、普段クーラーの効いた部屋で2chしか見ていない状態で、ライフガードとペヤングとスーパーカップを買おうとコンビニに向かった時に自ずと出る不健康な汗。
そういう、オタクのじっとりさと爽やかさが混同した感覚というものが、ミッドウェスト・エモを聴いているとしばしば感じられます。
だからこそ我々インターネットオタクは、ミッドウェスト・エモにある抒情性に惹かれるわけなんですね。
カーーーーーーーー!!!
・最後に
たくさんアルバム聴いたけど、1回の流し聴きだけでは良さが分からなくて見過ごしてきたアルバムがたくさんありそう。
・最後に2
本当はもっとしっかり書きたかったけど、めんどうなのでここらでやめます。
・最後に3
ミッドウェスト・エモ謎かけを。
ミッドウェスト・エモと掛けまして、ロードバイクと解きます。その心は、どちらも“変則(変速)”が要でしょう。
・最後に4
ちょっとイマイチだったのでもう一度。
ミッドウェスト・エモと掛けまして、肥満防止と解きます。その心は、どちらも"sports.(スポーツ)”が良いでしょう。
・最後に5
うーーーん....
ミッドウェスト・エモと掛けまして、「破滅を求める街」と解きます。その心は、どちらも“This Town Needs Gun(癌)s"でしょう。
・最後に
いいっすね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
大トロの画像
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