エンカウント率を上げるために、自分を手持ちポケモンにしてみる。
どうも私は、挑戦をゲームだと考えると良いタイプらしい。
怖がり過ぎずに楽しむこと。
攻略してやるぞ、というマインド。
確かにそう考えると踏み出しやすいかもしれない。
ゲームと言っても色々ある。
私が私をプレイするゲームとはなんだろう。
私はポケモン
ゲームにはレベルアップというシステムがあることがほとんどだ。
そして、各キャラクターには得手不得手がある。
最近のゲームは自由度が高く、ステータスの割り振りも自分で決められる。
幼少期からプレイしているポケットモンスターも、最新作はかなり自由度が高くなっていて、各々の個性をより活かしてあげられる。
愛しの相棒、ポケモンたちを育てながら、ふと思う。
人間も同じなんじゃないだろか。
そして、私は私自身にこの育て方と、愛情の注ぎ方をしてあげられているんだろうか。
私は私の特性を正しく理解し、ステータスを割り振ってあげられているのだろうか。
できていないから苦しいんじゃないだろうか。
私は私に見合った、私のためのレベルアップがしたい。
レベル=年齢? ステータス=経歴?
ポケモンは経験値を積むとレベルアップする。
人間もそうかもしれないが、経験を重ねなくても、月日さえ重ねれば歳は取る。
自動的にアップしていくものを、人間のレベルとするのは疑問だ。
実際、若くても優秀な人はたくさんいるし、歳だけ重ねている人もたくさんいると思う。
そして私はどちらかというと後者だ。
それは自己責任であったり、外的要因でのうつ病のせいでもある。
だから一概に自業自得と責めることはしたくない。
ステータスに関してもそうだ。
私は学生時代はうつ病を患っていなかったし、溌剌としており、勉強も好きだった。
だから大学も全国に名の知れたところに行けたし、私が就活をしていた時代はまだ学歴社会の名残が色濃く残っていたので、書類で躓くことはあまりなかった。
でも、そんなものはステータスでもなんでもないのだ。
もちろん入学試験のために努力した経験は今でも生きている。
だからといって「○○大学卒業」という事実は、いい意味でステータスになり得ない時代になってきた。
年齢という指標がゲームで言うレベルに該当しないのであれば、レベルアップとはなんだろう。
考えた結果、人間のレベルアップとは、ステータスアップなんじゃないかと思う。
そしてそのステータスこそ、経験値によって得られるものではないだろうか。
フィールドを駆け回る
経験値をあげるのに必要なことはなんだろう。
ポケモンならたくさんの野生ポケモンやトレーナーとバトルすることだ。
現実問題、当然ながらバトルをするわけにはいかない。
そこでふと考える。
そもそも野生ポケモンやトレーナーとバトルするために、私は画面の中で、広大なフィールドを駆け回っている。
それも積極的に、楽しみながら。
エンカウントしたいなら、自ら駆け回るしかないのだ。
そんなわけで、いま私はフィールドを駆け回り始めることにした。
当初の目的は転職だったが、いざそのフィールドに一歩踏み出すと、そこには広大な世界が広がっていた。
知らなかった職業、商品、思いもつかなかったサービス、技術。
なにより、情熱的な人々。
日本はもう駄目だなんて誰が言ったのだろう。
こんなにも真剣で情熱的な人がたくさんいることを知った。
夢に目を輝かせるポケモントレーナーみたいだ。
触発されるかたちで、様々なSNSを始めた。
noteも書き始めた。
気になる本を片っ端から手にとるようになった。
そうしているうちに、学生時代とは異なる、いまの自分の特性がわかってきた。
わかったら、もうこっちのものだ。
その特性に合わせたステータス割り振りをしてあげれば良い。
これは強くなるぞ。
いま、なんとなく手応えを掴んでいる。
私は私のトレーナー
私は挑戦をゲームだと考えるといいらしい。
だから、幼少期から大好きなゲームのポケモンになぞらえてみた。
見えてきたのは、自分を愛でて、適性を把握し、ステータスを割り振ってあげるのは自分自身ということ。
未知のフィールドは恐ろしいことばかりではない。
そこには稀有な光を放つ、色違いのポケモンがいるかもしれない。
出会うにはまず、ステータスアップというレベルアップと、社会という名のフィールドを駆け回ってエンカウント率をあげるしかないのだ。
出会ったら絶対仲間にしたい。してほしいくて、きっと声をかける。
私は私という最高の相棒を携え、その人に出会ったらお願いするだろう。
私と素敵な冒険しませんか!
流石にバトルは申し込めない。
来るべき日のために、適切なステータスアップという、レベルアップをしておきたい。
そして私も稀有な色違いポケモンだと思われるようになるのが目標である。
追記
バタバタとしていて情報遮断している間に、もうスカーレット/バイオレットの拡張版発売が目前に迫っていた。
焦って予約購入。
自分に近い性質を持ったポケモンに、自分の名前を付けて育ててみようと思う。
図鑑と睨めっこしながら考え中。
またワクワクしてきた。
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