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ほとんどの人がしている「人生で一番高い買い物」

分割払いではなく、一括払いで計算してみると。

たとえば、住環境に払うお金 (月々の家賃、光熱費と、あと住民税とかも含むか。)とか。
結構な、「ちりも積もれば高額」な買い物になっていたりするんだよなあ。
(死ぬまで続く月賦のローンみたいなものですもんね。)

安アパート……いいえ、清貧生活を自負する(自分で言うか?笑) こんな私でさえも。

「暮らしていくこと」は、それ自体が、結構な「贅沢品」なのである。


そう考えると。

「自分の身体」や「自分の命」のその「維持費」たるや、これ、いかほどになるであろうか??
――平均寿命で言うなら八十年もの間、交換不可で、使い続けるっていう。

自分で使うものの中では、 一番長い期間(自分の一生と同じ長さ) 使い続けるし。

自分食わせていくために、 生涯でどれほどの食費をつぎ込むのだろう?
――自分の場合は完全に、この命とこの身体が、「生涯で一番高い買い物」となるであろうなあ。(家とか土地とか、そういうべらぼうに高い金額の買い物をしたことがないのである。笑)


――無論、何でもかんでもお金で換算して、それらの価値を測れるわけでは ありません。

が、しかし。

「命」とか「身体」とかを、生命体として維持していくことも。
あるいは、「日々最低限暮らしていく事」も。
気づきにくいけど実は、 「掛かるお金の総計額」という数字に置き換えてもまた、「結構な贅沢」なんだよなあ、 なんて思ったのでした。