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記憶を「つくる」という考え方もある

「デジタルタトゥー」て言葉に対して、「怖っ!」って認識はあるのだが、
結局一番怖いのって、やっぱり人の記憶じゃないか?と。
記憶に残っているから、
放っておけば埋もれていくはずのその「デジタルに刻まれたもの」すら、
わざわざ掘り起こして見る人がいるわけだもの。

人って、
「忘れやすい」ものでもあるけれど、でも、同時に、
憶えていることは、いつまでーも、憶えている。

「人のうわさも75日」って、確かにその通りの側面もあるけど、
でもこれは単なる「気休め」という気もする。

人は、一時的には簡単に忘れるけど、
「完全に忘却」とは、なかなかなってくれない。

時々思い出したりもするし、
少なくとも時々思い出す可能性はずっと残るし、
そして、思い出してはまだ知らない人に語ったりまでするし、
なので、そういう「潜在的な記憶」は、
「ずっと残る」と考えるのが自然ではないだろうか。


それならば。

「良い記憶」、
たくさん残すようにしないとね、と、思う。
自分にも、他人にも。

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