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未来を明確にイメージし過ぎない(試しにそうしてみる)


(今回の記事は、昨日の続きとしても書いてみました。)



「こういう未来が欲しい」

強くイメージすることが大事です!
叶えましょう、その夢を!!
――みたいな感じのことを、
特に自分が若い頃はよく聞いた気がする。
「夢を叶えるための○○」みたいな方向の自己啓発本とかも
今よりよく書店で見かけた気もする。

自分は、バブルの恩恵には
「ギリギリあずかれなかった世代」だと思うんですが、
(たぶん今現在40代後半の自分の場合、高校生くらいまでだったですかね?バブル時代って。――子供には関係なかったですよね、バブルって。笑)
それでも、(今にして思うと)どこかバブリーな夢の見方というか、
その「名残みたいなもの」は、
まだそこかしこに自分が社会人になったのちも存在していたかな?と。
(つまり、自分よりちょっと後の世代の方々のほうが、「地に足の着いた」夢の見方を、元から身に着けてらっしゃる方が多いような気もするし、つまり今回の記事は、そういう方々にはもはや「いらない」「何のこと?」な話なのかもしれません。)

いや、冒頭に述べたような感じで、
あまりにも強めに色濃く、
「未来のイメージ」を描いてしまうと、
「それしかイメージできなくなる」
みたいなことってあるんじゃないかなあ?
――と、この歳になってはじめて
この度私は思い当ったんですよね。
(遅い。笑)

せっかく素敵なものが、
すぐそこ、目の前にきているのに、
「明確なイメージ」を描きすぎていたせいで、
そのイメージと少しでもズレた「素敵」には
気づきにくくなったりするんじゃないかなあ、と。
それ以外のものがまったく見えなくなる、ってことも、
あり得るんじゃないかなあ、と。

つまり、
「未来のイメージ」なんて、
もっとふわーっと、ぼんやーり、していたほうが
かえって良い場合もあるんじゃないかなあ、と。
(ま、ここら辺は、人それぞれの「好み」で、好きにしたらいいところだと思うんですけど。)

(なので、あくまで「私は」そうしてみる、って話ですが、)
てなわけで、ここからの未来は、
ふわーっと、ぼんやーり、夢見る程度で。

で、とにかく、
この今の一瞬一瞬をまずは真っ先に、
明るく楽しくさわやかに、
今目の前のことに素直に正直に、
という気持ちでいこうかなあ、と。

今現在より未来のほうにより気をとられていると、
どうも、気が急いてしまうというか、
ガツガツギスギスセカセカと、
「自分は」してしまう気がするので。
(そうならない人もたくさんいると思います。)

そして、
どうも自分の元々の性質に、
そういうのは合わないようにもまた思えるので。