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「欲」に「不満」が絡まり始めたら

「欲」って言うと、どちらかというと「欲張り」とか「強欲」とか「私欲」とか、悪いイメージでとらえられそうですが、「意欲」とか、いい意味でも使われることもあるわけです。

「欲」自体が悪いのではないと、私は思う。
しいていうなら、――「欲」の扱い方を、ついつい間違い手違いすることが多い、我々人間が悪いのであります。(笑)

例えば、わかりやすいものでいけば、「食欲」なんかは「健康に生きる」ためになくてはならないもの、少なくとも、あったほうがいいもの――なんだけど、それが「度を超す」といけない、途端に、逆に「健康に生きる」を脅かす「悪いもの」に変わってしまう。

でも「欲」に関しては何でも、度を超してしまうケースって、多いですよね?――まあ、「食欲」であれば、度を超したら超したなりに、(例えば体重とかBMIとか血糖値とかで)「数値化」されて「超えちゃった」っていうのが「目に見える化」できるからまだいいんです。――しかし。
問題は、結果を「見える化」できない類の欲ですよね。

いや、そこまで持ちすぎると明らかに精神的につらくなってきませんか?って欲は、いろいろあると思うんですよねえ。(って主にこれ自問自答ですけどね。笑)

例えば、「欲」とそれによって生じる「不満」。
「不満」が絡まった時点で、それはその「欲」が、「オーバーサイズ」になったことを表しているのかもしれません。「不満が湧いてくる」という、そういう「アラーム」がなった時は、その欲を、(もしできそうならば、)自分で意識的に弱めるなり捨てるなりしちゃったほうが、結局清々するんじゃないかなあ、という気がするのですが、いかがですか?(と、更なる自問自答。笑)

そもそもが、「楽しい」とか「うれしい」とか「気持ちいい」とかを求めて出すのが「欲」なのに、そこに「不満」が絡まり始めたら、その時点でもう元から台無しになってしまいそうではありませんか。

元々の「欲」そのものは、自然なものだし、ある種の「意欲」のわけだし、頭から否定せず、かわいがってやりたいのであります。「良く出てきたねえ」くらいの気持ちで。(「良く」と「欲」をかけたつもりはないです、偶々です、ホントに。笑)
でも、「欲」は時に「育つ」ので、それが手に負えない「暴れん坊」になる前に、自分で何とかしたいものだなあ、と思うわけです。それはもう、自分の精神衛生を保つために、であります。


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