見出し画像

藍の生葉染め

佐々木田鶴子先生から、職場に絡頂いて、何やら私に伝えたいことがあると。そう言えば、連絡先を伺ったものの、私は伝えていませんでした。今、いろんなツールで人とつながれますが、職場の固定電話とは、素敵。そう言えば、質問があってお電話した時、電話じゃなんだから、「今日、来れる?」と、おっしゃっていました。時代の変化はあるものの、人間関係とはいろいろ。ディスタンスもいろいろです。作っていくものなんだなーと実感しております。

その内容というのが、「藍の生葉で染めるなら今週中だけど、やってみる?」でした。分からない事を教えて下さるばかりか、そうやってチャンスを与えられるってなかなか難しくないですか?すごく感動しました。

最近は体調を崩されていたようです。それなのに、鎌をお持ちになり、大事に育てた藍を刈って下さいました。心から感謝です。有り難いです。

身近な藍の代表と言えば、デニムです。ゴールドラッシュに湧く鉱夫が履く丈夫なボトムスとして誕生しました。日本ではどうでしょう。燃えにくい性質から、火消しの半纏だったり、着物に作業着、のれんにのぼり、はては寝具まで。
江戸の町は藍色の町だったようです。ジャパンブルーって素敵な響き。効能としては、解毒や殺菌、止血、虫除けの薬として。最初に特に藍を好んで使ったのは、武士だったようです。殺菌効果で化膿しづらくなり、止血効果もあります。

私は身に付ける素材で、肌からの吸収を密かに人体実験中です。そして、足袋は本当に効果が高いです。驚きました。驚いています!!!!

私は江戸時代にタイムスリップして全てのテキスタイルを染めたい気分に駆られています。来年は種をまいて、たくさんの人と一緒に刈って染めたいと思います。藍には48の色があるそうです。自分の好きな色、一緒に探しませんか?先生からのこの想いを循環したいと思います。

画像1




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?