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ないとおんざぷらねっと。

親友のMちゃんは気分屋の猫だ。それもお金持ちのペルシャ猫。

毎日連絡を取り合うくらいの仲だけど、そんな私達でも時々不穏な空気が流れる時がある。
シャーされそうになる。
そんな時、私はひっそりとフェードアウトする事にしている。

「そっとしておこう」

彼女のいない毎日は、可もなく不可もなく、気になりつつもあっという間に過ぎていく。

1ヶ月、時には2ヶ月。
すると必ずペルシャは帰宅する。

「あやー!あやがいないと生きてけなーい!」

はい帰ってきたー!!帰ってきましたああ!!

LINEのアイコン、懐かしくて愛しいよ。

毎回そのセリフをニャーニャー、シャーシャー、モゴモゴ言ってる吉高由里子似の女の子。(まじメンヘラ)

それはそうと、昨晩いつものように彼女とLINEをしていた。
途中、私がお風呂に入ってる間に、彼女からの鬼LINEが溜まっていた。

恐る恐る開いてみると、その中身はとても深刻そうなものだった。

「チョー下世話な話していい?」とそれまでの話は一転。

「さすがにやめようやっぱ」

「やーでもなんかはなしたいな」

「やーきどくになんねーな」

「いやさー」

私が離脱している間に、彼女は随分と葛藤を重ねていたようだった。
そして最後の一文にはこう書かれていた。

「特定のちん子が好きって、あるよね?
あるって言ってくれ」

!!!

大谷翔平の結婚より遥か上を行く衝撃が脳天を貫いた。

よくよく聞けば彼女は、変な意味じゃなくてちん○が好きすぎる、と。
隙あらば掴みたい、と。

避妊してないペルシャ猫。
ただいま盛りのようです。

さ、寝よう。



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