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つわりは一人で乗り越えるものじゃない

1年前、令和になったと同時に第二子の妊婦生活がスタートしました。
ちょうど今頃、つわりに打ちのめされて、不安で押しつぶされそうになってました。その時の自分に声をかけるとしたら、こんな感じです。

自分一人で抱え込まずに、家事や上の子の育児については、とことん、全部、丸っと、潔く、パパに頼ろう。
パパは仕事があるし、手伝ってもらうのは無理だとしても、まずはお願いしてみよう。
いつか、つわりは必ず終わる!

妊娠5週目あたりからつわりが始まり、日に日に悪化していく体調に驚きと不安で、ナーバスになっていました。というのも、第一子の時はゆっくり悪化していき妊娠4ヶ月目あたりがしんどさのピークだったのですが、第二子はもうスタートと同時に前回のピーク並みにひどくなったのです。
妊娠6週目でこの状態ってことは、ピークはどうなっちゃうの!?という恐怖で震えました。

その上、まだ手のかかる2歳児もいるので、仕事から帰ったら横になるわけにもいかず、お迎え、公園、夕飯作って食べさせる、お風呂、遊びや絵本の読み聞かせ、寝かしつけがあります。
(2歳って、お昼寝すると本当に夜寝ないんですよ。。特に第一子は寝ない子で、保育園のあとに公園で1時間くらい遊び、お風呂も長めに45分以上入ったとしても23時頃まで元気いっぱいでした。)

さらにつわりの辛いところは、いつ終わるのか予想が全くつかないところです。第一子の時は妊娠6ヶ月頃まで続きました。妊娠中に読む様々な本には、「安定期に入る妊娠5ヶ月目頃にはつわりが落ち着く」と書いてあったので期待していたのですが、全くそんなことはなく、どこにもぶつけられない怒りが込み上げてきたのを覚えています。
そういった状況もあり、妊娠の喜びよりも、遥かに目の前の不安が勝り、ストレスフルな妊娠初期でした。

妊娠発覚から3週間後には、会社に行くことすら難しくなり、約1ヶ月ほどお休みをいただきました。日中は起き上がるのも辛く、テレビも音楽も聴けずに、ひたすらベッドに横になり耐える、そして夕方以降の2歳児との時間のために、体力温存しておくような生活でした。お迎え〜寝るまでの約5時間、何とか最低限のことだけをこなすことに集中してました。

土日は主人が積極的に第一子と遊んでくれたり、面倒を見てくれていましたので、仕事で忙しい平日まで無理を言ったら申し訳ないという気持ちが大きかったです。
しかし、振り返ってみると、もっと主人に頼るべきだったと思います。仕事との兼ね合いで、できるかできないかの判断は主人が決めるのだから、お願いくらいしてみるべきでした。

つわりは個人差が大きく、経験してみないとあの辛さはわからないですし、つわりは病気じゃないみたいな言葉を目にすることがありますが、治療薬がない中で自然に治るのを待つしかないって、風邪などの一般的な病気より何倍も辛いです。
病気を比べるものではないのですが、回復時期が予想できるインフルエンザの方が100倍ラクです。(それはそれで、大変で辛いのは重々承知です。)

それを主人に伝えられるのは、自分しかいないのですし、お腹の中で二人の子供を育てているという思いを共有していくことこそが、妻の役割なのかなと今となっては思います。

今、つわりで苦しんでる方がいらっしゃれば、是非一人で抱え込まずに、頼れる人に全力で頼り、大切な命を守ってほしいです。

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