見出し画像

マイ・ニューヨーク・ダイアリー【映画で学ぶ英語表現】

イマドキの青春映画かなと思って気軽に見始めたら、ちょっと違った。舞台は90年代。出版エージェントで働く作家志望の女性が、「ライ麦畑でつかまえて」の著者JDサリンジャーとの温かい関係を通じて成長していく物語。なんと実話である。

タイトルからは想像もつかなかったけど、宣伝画像をよーく見ると、薄くMy Salinger Year(原作小説&映画の原題)とある。右下のイラストにもちっちゃくSalingerの文字…。

「毎朝15分、執筆の時間という聖域(sanctuary)を守りなさい」と、サリンジャーから金言をいただく主人公。そりゃあテンション上がるでしょう。彼女のスイッチが入った瞬間、Elasticaの"Connection"が勢いよく流れてきて私、胸アツ。90年代にいちいち心揺さぶられるのであった。

<映画を楽しむついでに英語表現などメモしてシェアしています>

マイ・ニューヨーク・ダイアリー」のあらすじ

90年代のニューヨーク。作家を夢見るジョアンナは、老舗出版エージェンシーでJ・D・サリンジャー担当の女性上司マーガレットの編集アシスタントとして働き始める。ジョアンナの業務は世界中から大量に届くサリンジャーへの熱烈なファンレターの対応処理。心揺さぶられる手紙を連日読む彼女は、簡素な定型文を返信することに気が進まなくなり、ふとした思いつきで個人的に手紙を返し始める。そんなある日、ジョアンナは、サリンジャー本人から一本の電話を受けるが……。

映画.com

◆「残業は覚悟して」を英語で言うと

Be prepared for long hours.

この映画、文芸版「プラダを着た悪魔」と言われているらしく、上司の命令と業界の慣習には絶対に従え、な世界。

◆英会話教材にそのまま使えそうな電話のやり取り

サリンジャーと主人公ジョアンナの電話での会話。そのまま英会話教材の例に使えそうだけど、こんな風に電話でやり取りする機会、今は少ないかも?

Joanna : Hello. (もしもし)
Salinger : Speaking to? It's Jerry. (聞こえるか? ジェリーだ)
Joanna : Hello, Mr. Salinger. (こんにちは サリンジャーさん)
Salinger : Who is this? (どなたかな?)
Joanna : This is Joanna. (ジョアンナです)
Salinger : Who? (誰だって?)
Joanna : I'm Joanna, I'm Margaret's new assistant.
(マーガレットの新しい助手です)
Salinger : Oh, Margaret's new assistant.  (彼女の新しい助手か)
Nice to meet you, Susanna. How do you like your job?
(よろしく スザンナ  仕事はどうだ?)
Joanna : I love it. (楽しいです)
Salinger : Good to hear.  I'm calling to speak to your boss.
(よかった 君のボスに話が)
Joanna : Unfortunately, she's not in right now. Can I leave her a message?
(外出中です メッセージを伝えますか?)
Salinger : Oh, no. I'll call back. Well, I'm sure you have a lot of work.
(いや かけ直すよ 君も忙しいだろうから)
It was very nice talking to you, Susanna. I'm looking forward to meeting you in person.
(話せてよかった 会えるのを楽しみにしてる)
Joanna : You too. Have a great day.(私もです いい一日を)
Salinger : Goodbye.(さよなら)

本編チラ見(予告編)とElasticaの”Connection”



この記事が参加している募集

英語がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?