イマドキの青春映画かなと思って気軽に見始めたら、ちょっと違った。舞台は90年代。出版エージェントで働く作家志望の女性が、「ライ麦畑でつかまえて」の著者JDサリンジャーとの温かい関係を通じて成長していく物語。なんと実話である。
タイトルからは想像もつかなかったけど、宣伝画像をよーく見ると、薄くMy Salinger Year(原作小説&映画の原題)とある。右下のイラストにもちっちゃくSalingerの文字…。
「毎朝15分、執筆の時間という聖域(sanctuary)を守りなさい」と、サリンジャーから金言をいただく主人公。そりゃあテンション上がるでしょう。彼女のスイッチが入った瞬間、Elasticaの"Connection"が勢いよく流れてきて私、胸アツ。90年代にいちいち心揺さぶられるのであった。
<映画を楽しむついでに英語表現などメモしてシェアしています>
◆「残業は覚悟して」を英語で言うと
この映画、文芸版「プラダを着た悪魔」と言われているらしく、上司の命令と業界の慣習には絶対に従え、な世界。
◆英会話教材にそのまま使えそうな電話のやり取り
サリンジャーと主人公ジョアンナの電話での会話。そのまま英会話教材の例に使えそうだけど、こんな風に電話でやり取りする機会、今は少ないかも?
本編チラ見(予告編)とElasticaの”Connection”