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子どもにスマホを持たせたはいいけれど

我が家には固定電話がない。それぞれが携帯電話を持っているからというのもあるが、県をまたぐ引越しが多い人にとって、固定電話ほど邪魔なものはないから。いちいち番号が変わるし、そのたびに変更手続きやお知らせをしないといけないし、番号を新たに覚えないといけないし。面倒このうえない。

そんなわけでうちの娘は、固定電話のない家に生まれて今に至る(現在10歳)。よってこんな状態。

・特定の相手からかかってくる電話(スマホ)に出るだけなので「もしもし」を言わない。たいてい「なに?」。
・固定電話で行われる一般的なやり取り「おうちの人はいません」「ちょっと待ってください」「今かわります」etcを知らない。
・「ルスバンデンワって何?」とのこと。

こんなんでいいのか、、、?

最近の若者は電話が苦手というのはよく聞く話で、ちまたの求人広告など「電話対応ありません!!」が誘い文句になっている。

このまま放っておくとうちの娘も、電話の取り方をゼロから教わる新人社員になってしまうのか…。それとも、そんな頃にはもう電話のやり取りなんて存在しない?

いざという時のために持たせたスマホだけど、いざという時に必要なのは電話のかけ方と公衆電話の使い方なのでは、、、。子どもが10歳になるまでそんなことに気づかなかった自分にびっくりしている。

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