意外と個性がある

ヤカンを買い換えた。
前のものとよく似た笛吹きケトルだ。
もっとおしゃれな感じのものもあったけれど、笛付きじゃないと、沸いたかどうかよく分からないとの家族の声があり、前のとそっくりなヤカンを買い求めた。

前のとそっくりだしと同じ感覚で使っていると、笛吹きの音って、結構個性があるのだなぁと気づく。
前のは、ぴぃょ~~~~~~~~~~・ぴぃぃいぃぃ!と徐々に上がっていって高らかに鳴り響く、きっと正統派。
新しいのは、ぎゅ・ぎょ・ぎゅ・ぎゅ・ぎゅぎょ・ぎゅ・ぎゅ・ぎゅぎょぎょーーーー!と言った感じになんとも忙しなく不安定に鳴り、ちょっとなんというかだみ声っぽい感じなのだ。
だ、だいじょうぶか?という感じの音が鳴るので、もうすぐ沸きそうになったら、ヤカンの前でスタンバイ。
ところが、沸きそうでなかなか沸かず、なんとも不安定で心配になるけれど、頑張りは伝わってきて不思議と頑張って沸けよーと、応援したくなる感じがする。

見た目はそっくりなのになぁ。意外とヤカンの声?にも個性があるなぁと思ったのでした。


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