北海道ツーリング④最北編

北海道ツーリングも3日目に入り、ついに行程として最北端の地を目指して出発します。

1.ルート変更

さて、旭川を後にして、3日目宗谷岬に向けて出発しますが、どのルートにするか迷い始めます。

案としては、
1.国道40号で真ん中を北上
2.士別から西に大回りして海沿いを北上

この2つが頭に浮かびます。
迷った理由としては、西側の海岸を北上すれば、常に海側を走れるものの遠回りになる。
一方、真ん中を北上しても反対側とはいえ海沿いを南下できる。

迷った挙句、1日300kmなら耐えられるという謎の自信が湧き、いわゆるオロロンラインと呼ばれるバイクの聖地を経由していくルートを選びました。

2.オロロンライン

オロロンラインがバイクの聖地と先ほど言いましたが、私は現地に行くまで、国道231号線全てオロロンラインと思っていました。

実際には、道道106号のサロベツ原野周辺がスポットとしてのオロロンラインみたいな感じでした。写真は有名な風車群です。

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サロベツ原野のひたすら真っ直ぐな道もさることながら、利尻富士がある利尻島がしばらく横に見え続けます。

画像2

写真が多くて申し訳ないですが、体験できるなら是非行って欲しいです。本当に周り何もないんですよここ。

利尻礼文サロベツ国立公園をまっすぐ縦断しているので当然といえば当然ですが、何か神々しいというか。アイヌでいうカムイは自然に宿るというのも少しだけ感じた気がします。

3.宗谷岬到着

さてカムイを感じながらも宗谷岬は目前になり、遂に寒さを感じ始めます。
そもそも、北海道は今年例年にない暖冬らしく気温1ケタが当たり前というのに10度前後で推移してました。

とにかく、宗谷岬に着くまでもう体の震えが止まらない状態になっちゃって、少し危機を感じて1枚服を重ね着して騙し騙し向かいます。

画像3

遂にやりました。
バイクで日本最北端です。
写真撮るん忘れたんですけど、到達証明書をお土産やさんのおばちゃんが作ってくれます。

すぐそこにロシアが見えてるのが、実感が湧かなくて不思議な気分でした。
ただ、最北端で吸うタバコはめちゃくちゃ美味しかったですね。

4.最北端での宿泊

この日のお宿はペンション亜留芽利亜さん。
宿からこんな景色見れたら最高じゃないですか。無加工でこんなに綺麗に撮れるのも北海道の力なのかも知れません。

画像4

こうして、遂に最北端に到達しましたが、これから南下するのが実は苦しかったりしますが、それはまた次にお話しすることにします。

3日目走行距離
旭川〜宗谷岬〜宿 336km

計712km

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