【時代と学び】
娘の算数の宿題を手伝っていると、
「そんなやり方教わってない」と言われる
「あ、じゃあちょっと無理ですね」となるのだけど、私は算数オタクなので学んじゃう(笑)
こじらせ理系。はい。すみません。
3.14が3になったり、3.14に戻ったりするように、時代に合わせて、常識も知識も変わっていく。
ニコニコ全盛期だった私の青春も、気がつけばYouTubeに取って代わり、今やTikTok
モバゲーに写真が載せられるだけで歓喜していたあの時代は終わったのである。
さよならハンゲーム
さよなら前略プロフィール
さよなら魔法のiらんど
さよなら招待制ミクシー…
んなことはよくて。
私が小学5年生の頃、支援級につばさちゃんという自閉症の女の子がいて、よく登下校をともにし、昼休みには支援級に顔を出し、他愛もない話をしていたことを思い出す。
その頃には発達障がいという言葉もほとんどなく、障害者雇用に精神障害という項目もなく。
時を経て、発達障がいという言葉が広まり、知識が広まり、数が増え、
以前なら見過ごされていた子どもたちに診断がつくようになった。
発達障がいを扱う上で大事な知識の一つは、定型児の発達過程の理解だと思っている。
いわゆるベースとなる発達の過程を知っていなければ、その子の育ちに遅れや特性があることには気がつけない。
保護者からの相談に、育ちを考えずに、「あ〜ADHDって感じだもんね〜」という根拠で回答するなんてもう、ありえない。
それは発達障がいだから?
いやいや、その年齢なら普通だよお母さん
相手の気持が理解できない?言葉で表現するのが下手。きっとASD!!
いやいやお母さん
お子さん年少さんだよね!年少さんはそんなもんだよ!!世界の中心が俺だし、言葉出すより泣くほうが簡単な時期だから!
と、言えるかどうか。例えばね。
とはいえ、コロナ禍に産まれた子どもたちは、地域の子育てクラブにもいけず、黙食を強制させられ、必要最低限の会話しかせず、外出も減った。
子どもの育ちに大きな影響を与えたことは、各所で様々話題になっているところである。
となると、定型児の発育にも従来との変化は訪れていることは想像に容易い。
保護者の悩み、本人の困り感が、時代や年相応のものなのか、発達遅延等によるものなのかを丁寧に見極めるスキルが、私達支援者には求められていることを忘れてはいけないと感じる。
障害の知識だけを増やすのではない。
時代に沿った子どもを知ることが重要。
発達障がいの種別も、広汎性発達障害やアスペルガーという表記がなくなり、ASDに統一されたりなど、知らないところで変わっている。
以前は、
アスペルガー
広汎性発達障害
ADHD
LD
自閉症
なんてたくさんあったのに、今や種類は大きく分けて3つ。
知らぬ間に、社会福祉はアップデートされ、周知されることはない。
自分たちでキャッチアップし、アップデートしていかなければならない。
芸能人の誰がどこで何食ってたかなんてどうでもいいのでこっちを発信してくれよとすら思う。
どう?だめ?センテンススプリングさん。
障害福祉の情報も更新し、
子どもたちのトレンドの育ちも理解するためには、日々勉強だなぁと思います。
知りたいと思える気持ちを持ち続けられることは、とても幸せだねぇ〜うーん。
いえーい。