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CTIコースアシスタント初体験 - バランスコース@US Eastern Time

こんにちは。
コーチの藤田琴子です。

2024/2/27(火)〜2/29(木)に、コーチングのトレーニングを受けているCTI(Co-Active Training Institute)でコースアシスタントを務めました。

とっても濃かったアシスタント初体験、アシスタント登録方法から、3日間の動き、そして学びまでをまとめました!


アシスタント登録

2021年3月に基礎コースを受けた時から、
「いつかコースアシスタントをやってみたい!」
と思っていました。

ちょうど今週、来週はフランス(zone B)は学校がお休み。夫と娘達はスキーに出かけたのですが、1月に膝の手術をして、未だ普通に歩くこともままならない私は、リハビリもあるしお留守番…

丸々空いた2週間。スキーのことは考えたくないし、コーチングの資格試験も近いし、なんとか有効活用できないかと考え、「いつか」と思っていたコースアシスタントにトライすることにしました。

アシスタントの登録は、CTIグローバル(CTIジャパンと区別するため、このnoteでは"CTIグローバル"と表記することにします)のサイトから行いました。

Student Portalにアクセスし、そこから申請。確か1-2週間で「アシスタント登録完了」の連絡が来たと思います。

アシスタントとして登録されるとStudent Portalの"Co-Active Assistant Community"にアクセスできるようになります。コミュニティの中に、"Register to Assist"というフォームがあり、タイムゾーンを選ぶと、向こう3ヶ月までのコースがずら〜っと出てきます。

参考までに、私のStudent Portal。
「アシスタントコミュニティ」「基礎&応用コース」「上級コース」と並んでいます。

CTIグローバルでは、「5年以内に受けた受講済みコースのアシスタントが可能」です。例えば、基礎コースを受講すれば、基礎コースのアシスタントが可能になります。

アシストしたいコース&日程を選んで希望を出すと(3つまで選択可能)、3-5日ぐらいで「アシスタント可能」「キャンセル待ち」いずれかの連絡が来ました。

事前準備

CTIグローバルでは、アシスタントのためのオリエンテーションコールが、オンラインコース用は毎月、対面コース用は不定期に開催されています。

オリエンテーションコールの録音は、"Co-Active Assistant Community"に格納されているので聞いたのですが、2月のコールがちょうどコース開始の1日前だったので、参加してみることにしました。

オリエンテーションコールの担当はSusan CarlisleCTIグローバルのYouTubeでもよく見るし、かなりの大御所だし、ドキドキしながら参加したら、想定外に参加者が少なくてびっくり(5人だけ!) しかもZoomの不具合で待合室で長時間待機させられ、繋がった瞬間、Susanに「あなた、間違った部屋に入ってない?!」と言われて、更に動揺。苦笑「え…?! オリエンテーションコールではないですか?」と聞いたら、「あらそうよ。ごめんなさいね」と柔らかく謝られました。(なんで疑われたんだろう… 涙涙涙)

オリエンテーションコールの内容は、録音で聞いたこととほぼ同じだったけど、直接細かい質問ができたし、なによりSusanに名前を呼んでもらえたのが嬉しく!参加して良かったです。

また、コースの1週間前ぐらいにリマインダーが来て、"Co-Active Assistant Community"に格納されているコースのタイムライン(スケジュール)にアクセスできるようになりました。自分が受けた時のメモと付き合わせて、コースの流れを確認。色々な記憶が蘇ってきました。

コースリーダー達からもメールをもらい、ウェルカムな雰囲気が伝わってきて、ドキドキ・ワクワク…!

1日目

今回アシストしたのは、アメリカ東海岸時間のコース。現地時間の9時から17時まででした。フランスとは時差が6時間あるので、私にとっては、15時から23時とかなり後ろ倒しな日程でした(朝型なので、結構辛いスケジュール…)。

1日目の朝、WhatsAppを開いたら、リーダーシップチームのグループチャットにかなりのメッセージが!通常、アシスタントは2人なのですが、

→もう1人のアシスタントが来られないことが判明!
→リーダー達が必死になって変わりのアシスタントを探す
→前日なのでなかなかいない…
→「無理だったらしょうがないわよね。もう1人は初めてらしいけど(←私のこと。苦笑)、私たちならなんとかできるわよ!」
→見つかった〜!
→やった〜!

と、私が寝ている間に「問題勃発→めでたく解決」まで色々あったようでした。メッセージを読んでも何もできないし、不安になるだけだし、時差があって良かった… 苦笑

1日目は、コース開始の1時間前に集合。リーダーシップチームとして、コースリード2名、テクニカルリード1名、昨日決まったアシスタント1名、私の5名が集まりました。

リーダー達は知り合いだし、もう1人のアシスタントも既に一緒にアシスタントをしたことがあるらしく、完全初対面は私だけ。でも、さすがCo-Activeのリーダー達。とっても暖かく迎え入れてくれました。

自己紹介の後は、タイムラインと役割の確認。アシスタントの主な役割は、「チャット対応」と「受講生からの質問の書き留め」。1日目は私が質問係になったのだけど、聞き取れるか不安が… でもここで言わなきゃ!と思い、

「ネイティブでないので、質問の意図をきちんと汲み取れるか不安です」

と伝えたら、

「OK! じゃあ、『Kotokoにチャットで直接送って』って伝えるわね」

とすんなり返してくれて感動…! 自分が何ができて、何ができないか、ちゃんと伝えるのは本当に大事だと感じました。

そしてその場で、もう1人のアシスタントは3日間のうち、結構入れない時間があることが判明。しかも、2日目は殆どいないという… 

「え???ということは、私がチャットと質問の二役ですか!?」

と聞いたら、

「そういうことになるわね」

と… うおっっっ… とのけぞっていたら、テクニカルリードが

"If you need ANYTHING, you can tell me so that I can help you!!!"

とすかさず手を差し伸べてくれて、またまた感動でした。

そんなこんなでコースが開始。3年前に受講した時には、とにかく前のめりでリーダーしか見てなかったけど、笑、今回、俯瞰してグループ全体を見ていると、「場」がダイナミックに動いているのが見えてきました。

リーダーが「アシスタントもなるべく演習に参加して」と言ってくれたので、1日目は全演習に参加。上級コースも完了し、バランスコーチングも大分出来るようになってきたと思っていたけど、英語となるとなかなか言葉が出てこない!泣 こうやってアシスタントに入ることで、慣れていけるといいな…!

アシスタント業務では、チャットへの書き込みで何度かミスしたけど(BusyをDizzyと聞き間違えたとか…)、後半からもう1人のアシスタントが抜けてしまった中、なんとか両方をやり切り、ほっ!1日目が終了しました。

2日目

2日目はコース開始の45分前に集合。リーダー達から昨日のフィードバックをもらった方がいいな、と感じ、

「私はアシスタント業務をちゃんとできてますか?もっとやって欲しいこと、逆に、止めて欲しいことはありますか?」

と聞いたら

「You are doing fantastic!!! これが初めてとは思えないぐらいよくやってくれているわ!」

と力強く言ってもらい、嬉嬉嬉!!!いや〜、思い切ってチャレンジして良かった!と喜びと嬉しさが込み上げました。

もう1人のアシスタントは、「朝イチでのコーチングが終了次第来る、ってことだけど、到着が遅れているな」と思いつつ、2日目のコース開始。1日目よりは慣れてきましたが、途中、

「受講生が、その場で感じる言葉(主に形容詞&動詞)を口にするので、それをチャットに打ち込む」

という、聞き取り?タイピング?の「試験」のような時間があり。苦笑 Zoomチャットの推測入力機能に随分助けられたし、言葉自体は簡単なものが多かったけど、それでも22人の受講生が秒速で感じることを次々に口にするので、いや〜〜〜、、、何単語打ち込んだんだろう???よくやったあたしー!!!!!笑

そして、結局、2日目はもう1人のアシスタントは来られなくなり、終日二役を務めることに。

そして、2日目のハイライトは、終了2時間前ぐらいの時でした。

リーダー達は力を尽くしていたのですが、受講生の理解が進んでいないことは明らかで、しかめっ面の人が多く、頬杖をついたり、パソコンで別の作業をしているような人もいました。休憩時間にリーダーシップチームで集まり、作戦会議。

リーダーから「ことこ、私たちは本当に言葉を尽くして、全てを伝えているつもりなんだけど、彼らには伝わっていない。あなたからはどう見えている?思っていることを教えて」と率直に聞かれました。

自分もバランスコーチングの理解には苦労したので、「ここの部分が理解できていないのだと思う。例えば『この場合、この質問をする』とステップ毎に、具体的に伝えるといいのでは?」と伝えたら、とっても感謝してもらえました。その後、やり方を変更し、リーダー達の渾身の力で受講生の理解がグッと深まったことが見て取れました。

意見を聞いてもらっただけでも嬉しいのに、それを活用してくれて、あぁ、こうやって創っていくのか!とプロセスが見れて感動。そして「意図的な協働関係」や、「今この瞬間から創る」というCo-Activeコーチングの礎も体感することが出来ました。

2日目はすごい達成感で終了!リーダー3人に囲まれてのコース終了後の振り返りはすごく贅沢で貴重な時間でした!

3日目

3日目は、もう1人のアシスタントがチャットを担当してくれるとのことで、かなり気が楽に。3日目だし、余裕があるかな〜!?と思っていたけど、色々と想定外のことが起き、休み時間中の作戦会議も多く、なんだか気を抜く暇のない1日でした… 苦笑

そして、3日目の後半には、「アシスタントがメインで担当する「受講生の質問に答えるQ&Aタイム」があったのですが、撃沈… 

私が質問をまとめていたので、まず読む必要があったのだけど、緊張してどもるし、つっかえる… 答える時には、完全に見当違いの答えもしたし、文化の違いによる質問には答えられず(例えば「コーチングの値付けはどうしてますか?」USはコーチングもスライディングスケールが一般的らしい)、英語の壁を感じまくりで、ただただ自分の"無能っぷり"を公衆に曝け出した60分のように感じました… 

変な答えをした後はいたたまれないし、とはいえ、「アシスタントがメインで答える場なのに、黙っているのはどうなんだ?!」と思い、なんとか答えを捻り出してみたり... でも結局、"稚拙な答え"に凹み、と精魂尽き果てました…

休み時間は床に倒れ込み、「やっぱり無理だったんだよ...」「リーダー達も、さすがに呆れたな」「受講生には『なんてバカな子』って思われただろう…」「『これで上級コースを終了したなんてありえない』って思われたりして」と凹みまくり… 泣

コース再開後も魂が抜けたようにボーッとしていたら、「じゃあ行ってらっしゃーい!」とコーチング演習にいきなり送り込まれ、受講生と一対一に。2日目は人数の関係で殆ど演習に入ることはなかったし、入るのはこの次だろうと完全に油断して、何をやるかもあんまり聞いてなかったのに!泣

「このエネルギー状態で、彼と20分演習って絶対無理ー!」と思ったのですが、一応、「コースは修了済の『姉御』の立場」なので、苦笑、「お手本」にならない訳には行かず…

なんとか気持ちを奮い立たせ、凄い集中力でコーチングをやったら、上手く行った!そして1分ぐらい余ったので、「どうせなら役立つことを」と思い、「パワフル・クエスチョン」を投げたら結構なインパクトで「視点が変わった!凄い!」とめっちゃ喜んでもらえました。お陰で、「あ〜やっぱりコーチング大好き〜!」と持ち直すことができました。笑

最後は「完了」の儀式。一人ひとり、伝えたいことを伝え(伝えたくなければ伝えないのもよし)、"I am complete."で完了。温まるのになかなか時間がかかった印象のグループだったけど、完了の言葉を聞いていると、受講生それぞれがたくさんのことを得た、貴重な学びの場だったのだと感じました。

受講生の後は、アシスタントも完了の言葉を述べました。このコースをアシストできて光栄だったこと、たくさんの学びを得たことに、心からの感謝を伝えました。

受講生が去った後、リーダーシップチームが残りました。みんなすっごい笑顔で、

"YEHHHHHHHH!!!! WE MADE IT!!! "

それから、溢れるほどの感謝と、認知の言葉が飛び交いました。

私はこのチームしか知らないけど、本当に「最高のチーム」だったようで。リーダー達は「次、リードするのはどのコース!?」と確認し始め。笑 今回のリーダー2人が揃うコースが6月にあるとのこと。

「Dream Teamで再会しよう🎶」

ってことになったので、本当に本気で6月のコースを狙いに行こうと思います!笑 アシスタント登録フォームを定期的にチェックして、日程が公開されて直ぐに登録すれば大丈夫なはず。笑

コーチとしての力も、英語力も、アシスタント力も上げて、再会したいと思います!

まとめ

本当にぎゅっと濃かった、初のアシスタント体験。得たことは本当にたくさんあるけど、一番の学びは、「虎穴に入らずんば虎子を得ず!」ちゃんと出来るかどうか不安は大きかったけど、飛び込んだことで得たものは数え切れず、やっぱり思い切って良かった!と感じています。

一番の不安要素はやっぱり「英語」でした。アメリカに3年間留学していたことはあるけど、気づけば20年の月日が経過しており… 苦笑 そして、夫はイタリア人。出会った時は英語で話していたけど、義両親や彼の友達など英語を話さない人も多く、数年前にイタリア語を伸ばすために夫との会話もイタリア語に切り替え、英語は「封印」していたのでした(喧嘩の時や、ややこしい話はやっぱり英語になるけど。苦笑)。

なので、英語からはかなり遠のいていて、日常でも殆ど話さない中、「英語の海」に飛び込んだ!しかも、分からなくても自分の問題、な受講生でなく、グループへのインパクトのあるアシスタントとして。

では、「なぜ飛び込めたのか?」と考えると、「いつかやることになることを知っていた」、そんな不思議な感覚があります。今回、このリーダーシップチームで、バランスコーチングで、最初なのに1人でやる機会が多かったのも、「こうなることになってた」と、何か運命的なものを感じずにはいられません。私のCo-Activeの学びにベストな道が敷かれている、そんな不思議な感覚です。

本当にやって良かった。それに尽きます!

また、「コースをリードする」「グループをホールドする」ということの大変さや深さも垣間見ることができて、リーダー達に心から尊敬の念を抱きました。「すごい!」としか出てこず、まだ言語化できないのですが… きっとじっくりと学びに繋がっていくと思います。

この3日間で300%力を使い果たした感じですが、「この2週間を埋めたい!」という思いから、2コース連続でのコースアシスタント、という無茶なスケジュールを組んだ私… しかも、23時までと時差があるのに!

体力的な不安がありますが、また気持ちを新たに頑張りたいと思います。笑

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

コーチ
藤田琴子

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