推すのが苦しいSUGA
「推すのが苦しいのはユンギなんだよね…」
罪深き男、SUGA。
彼の怖さはよくわかる、、気がする。
昔にSMエンタ関連で知り合って友達になったエクセルの子が、バンタンも掛け持ちしていた子でした。
EXOとバンタンに対する推しの比率は7：3くらいと言ってEXOに力を入れていた子だったけど、強烈なSUGA推しでした。
EXOではチャニョルファンだったから全然系統が違うんだけど、それがいいのだと。
で、上記のセリフです。
「結局私ってチャニョルにもリアコなんだけど、推すのが苦しいのはユンギなんだよね…」と。
チャニョルはチャニョルで過去の盛大な女遊びが元カノたちによって次々と暴露されたりとなかなか騒がしいメンバーであり、SUGAはSUGAで存在自体が心をざわつかせてしまうようで、友達の情緒はいつも忙しそうでした。
SUGAに対する私の初見は小柄な印象でした。
でも、デビュー時の素人集団というか垢抜けていない芋っぽさ全開だったバンタン（すみませんすみません）の中で、幼さの残る顔立ちなのに全てを見透かし達観しているような雰囲気がSUGAにはあったような気がします。SUGAだけじゃなくてRMにも感じたかも。
初期の頃ってけっこう無我夢中にダンスしてラップして、みたいな攻撃に徹したスタイルを見せていた印象だし、それがかっこいいかと言われると正直微妙ではあったし衣装も独自路線だったからなんとなく馴染めなかったのはあったんだけど、そんな新人らしいバンタンの中で、ギラギラの服着てるけどいやに落ち着いているメンバーというか、アイドルらしい独特のキラキラ感が皆無だったんですよねSUGAは。
あの早口の、ラップでぶん殴ってくる感じとか。なめんなコラって言われてる感じの。
実際に若いのか、若く見えるけど実はけっこう歳いってるのか不明な、ちょっと不思議な人でした。
いわゆる「アイドルラップ」ではない、ラッパー出身のアイドルっていうか。
メインボーカルでもなくメインダンサーでもないからラップを担当するっていうパターンも結構あると思うんですけど、彼は明らかにそういうアイドルとは違って、アイドルやってるけど本業はラッパーなんだからなって感じのプライドを感じるラップは確かにとてもかっこよかったです。RMにも同じように感じました。
でも他グル推しからすると目を引くメンバーはVやジョングクのような見た目が派手なメンバーだったりして、私はSUGAにはあまり注目していませんでした。
で、前出のエクセル仲間のバンタン掛け持ちの子が、いつもユンギユンギ言っていて、
「ユンギはEXOでいうギョンス（D.O.）なの。良さを知っちゃうともうだめなやつ」
えっ…ギョンス的なの？
ギョンス出されると即座にわかるという。ああいう類いのやばさね。はい理解。
バンタンのリアコ枠がまさかの（まさかの？）SUGAであることもけっこうびっくりだったのですが、わかりやすいイケメンが揃う中で、そのちょっと横に立っている、愛想も決して良くなく、いつも気の利いた応答をしているわけでもない、だけどたまに見せる実はすっごくファン思いだったり超絶愛情深い一面だったり、そういうわかりにくい優しさや思いがけない姿に触れてしまった瞬間、SUGAに思いきり落っこちてしまうんだろうなというのが、よーーーくわかりました。
私の中で、ギョンスとSUGAはけっこう似ているキャラかもしれない。
基本ツンツンしてるしだるそうにもしてたりするんだけど、たまに目をそらしたくなるくらいのかっわいい笑顔を見せてくるタイプ。。
動画見てて、
…え、え！？
なに今の笑顔…！
巻き戻し巻き戻し…！！！
てなるやつが多いメンバー。
他メンだって、というか他メンの方がいつだってもっと笑顔を見せてくれているのに、たまに見せてくるからこそ尊いのか超貴重に感じるのか、いつも笑顔のメンバーの笑顔よりもありがたがってしまう笑顔なんです。笑
ギョンスが兵役中に、EXOのライブを見にきていた日があって、それをメンバーが「今日は特別なお客さんが来てるんですよ～。こういうの（本人は）嫌がるかもしれないけど、スクリーンに映してもらえますか？」と言って紹介し、スクリーンに映し出されたギョンスがこちら。
うれしそーーーー。
紹介したとき私は一瞬、えっギョンスいやがるんじゃない！？と思いました。アイドルなのに「注目を浴びるのがいやだ」という人なので。
顔隠して恥ずかしそうにして「おいやめろよ～～～（汗）」という態度をとるんじゃないかと思ったら、呼びかけに立ち上がって元気に手を振るギョンスがいました笑。
むしろ自分がステージに上がっている時よりも若干はりきってる感じもあり、超ほほえましいし、ギョンスEXOの強火オタだし、ニット帽ぴっちりだし、もう色々最高過ぎて悶えました。
こんなギョンスと似た一面をSUGAにも感じるんですね。
もしもですけど、SUGAが兵役中にバンタンのライブにきていたとして、ジョングクあたりから、「実はユンギヒョンがきてます～～。いやがると思うけど、映してもらえますか～？」となったら、このギョンスと同じようなことするんじゃないかなと想像しました。
いやがりそうなタイプなのに、こうやって対応して盛り上げてファンを喜ばせてくれるような感じ。
無駄にはしゃいだりしないし、テンション低めのくせに、たまに直球で愛を伝えてきたり、らしくないことしてくる。そしてこちらは撃沈する、みたいな。
先に謝りますが、私はSUGAはスカした奴だと思っていました…。
でも以前の記事にも書きましたが、2016年MAMAでの号泣SUGAを見て感動し、SUGAって熱い男なんじゃん…！！と思い直して。
まぁでもMIC DROPのマイク落とすところはスカしてんじゃん！！すごいかっこいいけど…！！という思いもあり。
SUGAはヒップホップにこだわりがありながらも大衆受けする音楽にも積極的だしプロデューサーとしての仕事に対する熱意も感じます。意外にもバンタンの中で一番業界人っぽいというイメージがあるかも。
ラップをする人としてめちゃくちゃプライドがありそうだけど、人を喜ばせたいという思いがあるからそのために音楽の幅を狭めずにやっていると聞いて、すごいなぁそこまでの思いがあるのかと驚きました。
RMと同志かな。同じラッパーで曲を書くもの同士、いいライバルでもあるのかな。
SUGAはいずれは完全に裏方に回るのでしょうか。自分が表舞台に立ってパフォーマンスを見せていくにしろ、曲の提供等でアーティストを支えるポジションになるにしろ、この先どちらも大きな需要があるのでしょうね。
バンタンという看板がなくてもやっていける人だと思います。
そしてそこまで曲作りに没頭できる環境を整えてきた事務所もアッパレだと感じます。
ハイブ、ゴシップとかなんか諸々な問題に対する対応が悪いとか叩かれがちですが、アーティストの楽曲制作に関して個々の作業室を用意するとかそういうところ手厚いし、所属アイドルを、しっかりとひとりのアーティストとして扱っているところが素晴らしいなと思うのです。
SMはハイブのことたぶんきらいだと思うけど笑、見習ってほしいところがいっぱいあるよ。
話がそれましたが。
友達は、「ユンギにチャニョルばりの暴露がでたら、ああユンギも人間なんだなってある意味落ち着けるかもしれない」とまで言っていました。
SUGAは色々と完璧すぎちゃうらしい。
そもそもバンタンはスクープが昔から全然なくて、間違えない人たちってイメージでしたが。
こういうハマると大変なことになってしまうメンバーいますよね。
私ももしSUGA推しだったら彼に対して色んな感情が爆発して時には冷静さを失う事にもなるんだろうなというのがなんとなくわかってしまう。
髪の毛が短くなっても長くなっても心をかき乱されてしまうようなね笑
私は最近、そこまでひたすらに推せるアイドルがいないので、今もなお変わらずチャニョル（除隊したからまた彼に本気出すらしい）とSUGAに楽しく翻弄されている友達が羨ましくもあるのでした。
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