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That’s awesome! K-POPアイドルMV① f(x)

有名どころしかわからないけれど、これまで見た韓国アイドルのMVで、素晴らしくて感動したMVのことをいくつか書きたいと思います。彼らの独特の世界観や輝かしいパフォーマンスを今でも見返しています。

■f(X)  「NU 예삐오 (NU ABO)」

まずは2010年に発表されたf(X) 「NU 예삐오 (NU ABO)」です。
ちょっと昔の曲だけど、SMからデビューしたf(x)の、初ミニアルバムの曲。
f(X)を初めてしっかり見たのがこの曲で、そのかわいさに驚いたMVでした。

2010年当時、清純系やセクシー路線など、わかりやすいコンセプトのガールズグループが多かった中、異色なことをやっているf(X)でした。

f(X)のアートディレクションを担当していたのが、今はハイブに移籍しましたが当時はSMエンタのクリエイティブディレクターだったミン・ヒジン。これはミン・ヒジンの世界観をふんだんに盛り込んだMVです。でもこの時はまだそこまで装飾過多ではないし、大衆的でもあったと感じます。このあとミン・ヒジンはカムバックの度に彼女たちをどんどんどんどんこねくり回していくのですが、(眼帯とかブルマとかフルフェイスマスクとか…)まだそこまでいっていない、個性的アイドル路線のこのMVが好きです。

本来正統派アイドルで売っていけそうなビジュアルの彼女たちを、時に毒々しく個性的に仕立てたミン・ヒジンのセンスがもう普通じゃなくて、見ていてたまにその感性が怖くなるときもありました。
(New Jeansがデビューしたあと、彼女炎上しましたよね。少年少女っぽさへの異常なまでのこだわりなど、SMにいた時からささやかれていたことだったけど…)
ハイブに行って、彼女監修でいちからガールズグループを作るという話だったからどのような構想を練っているのかなんとなく想像はついていたけど、想像通りのガールズグループができていました)

f(X)は当時のミン・ヒジンのやりたいことを体現してくれるグループだったと感じます。
私の中でのミン・ヒジンの世界観は、映画「ヴァージン・スーサイズ」をもっとくどくした感じかなぁ。

f(X)はそのミン・ヒジンのギリギリな世界観を難なくこなしていく芸達者な女の子たちで、提案しているものに対しての呑み込みが早いと、ミン・ヒジンも評していた時がありました。

全然媚びていなくて、かわいらしい女性アイドルの真逆を行く彼女たちは本当に魅力的でした。
SMタウンだって、彼女たちへの声援がとても大きかったしアンバーめちゃくちゃ人気あるし、なのに2015年以降、f(X)に全く活動をさせず、事実上の解散へ追い込んだSMエンタの罪は大きいです。明るくてひまわりみたいだったかわいいルナが、まだ不健康に激やせしたりしていない、若さもかわいさも女の子の好きが全部詰まっているこのMV。見ていて幸せだったこの頃の彼女たちにまた会いたいです。



※すっごい余談ですけど、このf(X)のリーダーであるビクトリアという最年長のメンバーが、私の元祖推しである東方神起のチャンミンとかつて恋愛していたという噂があります。あくまで噂ですけど。でもたぶん黒。

なんでバレたかというと、ビクトリアがSNSにあげた手料理に添えてあったスプーンにチャンミンが映っていたということからなんです…!!俗に言う「スプーン事件」てやつなんですけど。
スプーンに小さく小さく写る人っぽいものをチャンミンだと断定したファンの分析能力の高さに世の中が驚愕したのです笑

チャンミンファンの間でも、「これマジでチャンミンだったのwwww」「分析班すごすぎ」「料理の量、チャンミンこれじゃ絶対足りない」「もっと食べさせてあげろ」などという意見が飛び交って、ビクトリアどうこうという話になっていなかったのもおもしろかったです笑

チャンミン、事務所の後輩には「恋愛は隠れてするものだからな」などとのたまわっていたくせに自分はこんな風にバレたから「チャンミンださいwwww」「これからはスプーンの映り込みに注意www」とか「www」連発されていました。


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