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次世代高齢者は無いモノ探しをするんやろか
うちの父(88)は太平洋戦争の終戦を
10歳で迎えた。
4きょうだいの末っ子、4つほど離れた姉とともに祖父の里や祖母の里を転々としながらの少年期
疎遠ではない親戚宅への縁故疎開で
それなりに食べさせてもらえたそうで飢えて死にそう、という経験はしていない。
もうほとんどご存命ではないが
戦場を経験された方
満州引き揚げの方
そして
親を亡くされて戦災孤児として育った方の壮絶なご経験を思えば恵まれておる
とはいえ、農家の子ではなかったから
食べ物が思うようにならない、物が無いという感覚が根本的にどこかあるようで
認知症高齢者あるあるの
財布が無いモノが無いあれが無いこれが無い
「お金があるか無いか」という
心配の感覚は生存本能と結びつくから
きっと世代を超えてずっとあるであろうが
このモノが無い、という感覚
モノにあふれ恵まれて育った世代が
認知症になったとき
生存本能のベースになるんやろか
推しのチケット取られへんかった
限定品買われへんかった
みたいな贅沢な妄想になるんやろか
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ご飯、ほんまにおいしい。
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