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長男が再び、とび箱を跳べる日は来るのか【その2】

先々週、とび箱を跳ぶことが出来なくなってしまった長男ですが、

なんと、
再び跳ぶことができました!!!!

このことについて書きたいと思います。

なぜ長男は再び跳べたのか
先生の対応や、長男に届いた言葉などをお話しさせて下さい。

跳べなくなった理由等は下記の記事をご覧下さい。



言っていいのか悪いのか


跳べなくなってから、2日、先生に言われた通り跳び箱をお休みしていた長男。

我慢出来なくなった私は「跳べなくてもいいの?」と聞いてみました。
「いいの〜!長男くんは、お休みしてもいいって先生が言ったから」

なんだかこんなことで大丈夫なのか?
とても心配でした。
土日を挟み、「明日も見てるだけ〜」と言い続ける長男に、私の方が我慢出来なくなり「失敗してもいいから、一回でいいから、出来そうな気がしたら挑戦してみて。ママも先生もみんな跳べると思ってるよ。長男くんだけが自分は出来ないって思ってる」と言ってしまいました。

うーーーん。
これって言って良かったのかな、悪かったのかな、未だにわかりません。


変化


しかし次の日、お迎えに行くと手の甲には6と花丸が書いてありました。
担任の先生が門まで出て来てくれていて、「跳べたんですよ。沢山お家でも褒めてあげて下さい」と言ってくれました。

帰宅後、長男に話を聞くと
「端っこで、マットを跳ぶ練習してて、なんか跳べる気がしたの。自信満々でね!それで先生に言って、跳んでみたら、跳べたの」
と嬉しそうに話してくれました。

ここまで先生は、とくに長男を急かしたり、無理に誘導はしていませんでした。
私だけが我慢出来ず声をかけています。

その日から再び毎日跳べているようです。
体操の先生が指導に来た日は、
「今日、体操の先生に褒められちゃったんだ」
と、今までにないくらい嬉しそうでした。

手の甲にはなんと跳べなかった「8」の数字。
すごく驚いたのは私の方でした笑


長男がやる気になった理由


「8段跳べて良かったね。自分を信じて挑戦してみたんだね」
と話すと、

「うん。なんだか自信満々になってきたからね。A先生(他クラスの先生)も信じてるって言ってくれたし、ママも喜ぶと思って」
と言い出し、
「しかもね、体操の先生に初めて褒められちゃったんだよー。よく頑張ったって、すごいって言われた」

長男の言うA先生は、年少組の時の担任の先生で、長男が大好きな若くて可愛い女性の先生です!

体操の先生は、長男が声が大きくて怖いと言っている男性の先生です。(怒られたことがある訳ではありません)

このことを知って、大好きな先生に応援されて、父親とは違う、大人の男性に褒めてもらえたことが長男の自信に繋がった気がします。

あとは恐怖心を受け入れ、しっかり休ませてくれた担任の先生の影響も強いかなと思います。

期待することと期待しないこと


結局、私だけが我慢出来ずに急かしたような気がするんですが、
よく期待するのをやめると、プレッシャーから解放されて、子供がのびのびするという話と、
期待されなくなったことで、自分は諦められてしまった、と感じてしまうことがあるという話があるかと思います。

結局、どちらが正しいのかは本当に人それぞれだと思います。
期待されたところで跳びたくなければ跳ばないということもあるでしょう。だって怖いんだから!
恐怖心に打ち勝つってなかなか出来ないんじゃないかな?と思います。

私は出来ません。
だから出来ないことを受け入れてあげることも必要だったかな?と感じています。
今回は出来たから良かったパターンですね。

まとめ


長男は12月生まれで、他の同じクラスの子達よりも小柄です。
おまけに体を動かすのが苦手。どちらかというとインドア派です。ちょっと小高い所からジャンプするのも怖がって出来ないような子です。
その子が8段を跳んで帰ってきた。

しかも幼稚園で怒られたり、スパルタ教育を受けたわけではないんです。本当に先生達のおかげだと思います。

沢山の人に信じてもらい、
無理強いせず、休むことを受け入れ、
体操の先生には認めてもらった。
最後は自分が自分を信じてあげた。

とても良い成功体験が出来たと思います。
今後の息子の自信になるだろうと思います。

私だけでは出来なかったと思います。
本当に感謝しかありません。

子供のペースでこの経験をさせてあげるのって大変だと思うので、親から離れた場所で得られたことは本当に嬉しいことでした。

あとは発表会まで風邪に気をつけたいと思います!


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