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【VR手話】聴者から見た手話という表現#2

いろいろと誤解を生みそうな内容なので、聾者の方も聴者の方も心穏やかに読んでくれると嬉しいな…その上で色んな意見、議論が広がることを願ってる。

注意書き

この記事はVR手話を学び始めて3ヶ月の私が現時点の考えとしてまとめたもだよ。私は聴者で普段の生活で聾者の方と接する機会はないので、基本的にVRChat以外では手話を使っていないよ。またVRChat以外で手話教室などにも通っていないのでその点に注意して読んでね!

ことは しろ より

聴者から見た手話のリアル

悲しいことだけど、身近に聾者や障碍のある方以外の聴者が手話に触れる機会はほぼないと言ってもいいと思う。
触れることがあるとすれば、偶然学校で手話関連のイベントや学習のタイミングが合ったか、テレビなどのニュースで手話を見かけるくらいなものだと思う。

学校でも障碍者や高齢者体験はあっても、その中で聾者や手話を学ぶ機会はほとんどないんじゃないかなって思うの。(わたしはそうだったから・・・)

わたしは今でもよく覚えているんだけど、たまたま幼稚園のときに地域の高齢者に向けて手話で歌を歌うってイベント?企画?があってそこで「翼をください」を手話で歌った機会があったよ。特に白色を歯で表現するのが印象的だったかな~✨✨✨

でもそれ以降小学校、中学校、高校と進む中で手話に触れる機会は全くと言っていいほど無かったのが実情だったね。

周りに障碍のある方が居なかったかといわれると、例えば小学校のときや中学校の時は学校に1人や2人障碍を持っている方はいたけど、私とは学年が違くて接点は全くなかったので接する機会は無かったかな。

社会の授業や道徳の授業などを通して、障害のある方やその体験その方々のための社会のシステムとかとかは学ぶけど、それ以上深く学ぶ機会ってあんまりないんだよね💦

もちろん、興味のある人はいろいろ触れる機会とかもあるだろうけど。それだってその機会に触れることができる機会や関係が無いと実際にそこに触れる機会ってないと思うの。

VRと手話教室

その点VR手話はこのハードルをすごく低くしてくれるいい機会だともうのね。
私は今VR手話を3ヶ月学んでいるけれど、VRで無かったらリアルの手話教室に通う機会はおそらく無かったし続けることもできなかったと思ってる。

もちろんVR手話と実際の手話ではいろいろ違うところとかがあるのはそうだけれど、手話を学ぶこと聾者の方のことを知ることができて私はすごく楽しいって思ってる!

手話(VR手話)を学び始めるハードル

正直なところVR手話であっても学び始めるハードルはかなり高いと思うよ。聴者からすると手話という表現は未知の世界で、何がどうなっているのかわからない世界。

聴者は発声でコミュニケーションを取るのが当たり前になっているから、発声を使わないで意思疎通を取るのがすごく難しいポイントでもあると思う。
その点VRChatは無言勢やペンの文化があるから、ある程度どうにかなるってところはいいところかな!

聴者は聾者の当たり前がわからない(逆もしかり)

想像力でどうにかなる部分もあるけど、何もかもが違う世界でこれまでの世界と同じようにいろいろなところに気を配るのはすごく難しいこと。
例えば、手話は聾者の方から学びましょうってことも聴者の人は全く知らないってこと。(私的には最初聞いたとき「あっ!なるほど」って感じだった💦)

良かれと思ってした行動が実はその逆でしたってことは、あとになってから考えれば、理屈を知れば、気が付けば当たり前だけど。
でもその時の、それをやっている方から見ればなかなか気が付かないことだったりするから・・・。

VRChatにいろいろな文化があるように、聾者の方々、手話の文化について理解する過程で驚いたり、不思議に思ったり、納得したりいろいろなことを知っていくこと。知ろうとすることがとても大切だと思ってる。

それに少しこの世界を知った聴者が新しくこの世界に入ってくる聴者に手を差し伸べてあげることもすごく大切って思ったよ!

私はVR手話を始めたときからいろいろサポートしてくれたり、その時から今も含めていろいろなことを教えてくれて、辛抱強く教えてくれて本当にいつもありがとうって思ってる!

まだまだ、全然理解も手話も、表現も不十分だけど。もっともっといろいろなことを、気持ちを、思いを手話でも表現できるようになりたいなって思ってる!

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