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【ドラマ火23時】リビングの松永さん 第一話 期待の初回

火曜23時から始まった『リビングの松永さん』
高校生の園田美己は、家族で引っ越すことが決まったがどうしても転校したくない。
「それでも保護者がいないわけにはいかない」という母の言葉をもとに、なんとか保護者を見つけるべく叔父である雅彦の元を訪ねる。一人暮らしのはずの叔父は、家でシェアハウスをしており、美己の登場を聞きつけて個性的なキャラクターたちが顔を出す。美己はそこで暮らすことで転校を免れようと企て、シェアハウスの一室に引っ越してくる。叔父の代わりに説明を任された松永純は、荷ほどきや買い出しにも付き合ってくれる。シェアハウスでの生活と、変わらず友達と高校生活を送れることへの期待に、胸を躍らせていた美己のもとに、説得したはずだった母朋子がやってきて……。

第一話では、これからシェアハウスでの生活が始まるきっかけが主に描かれていた。シェアハウスの共同スペースでは、伝言ボードなど、愉快で個性的なキャラクターたちのにぎやかな生活がうかがえる描写がいくつもあった。生活リズムも仕事も違う人たちが、それでもお互い繋がって助け合いながら暮らしているほのぼのとした雰囲気が漂っていて、これからシェアハウスでどんなことが起きるのか、わくわくするような初回となった。

恋愛漫画などで用いられ、ドキドキ必至の共同生活。松永と美己の恋の展開にも期待だが、初回で感じたのは、ほかのシェアハウスメンバーがみんな良い人そうであるということ。プレイボーイ風の鈴木健太郎は、伝言ボードにもよく名前が出てきて、優しくて明るいキャラクターがうかがえる。大貫朝子の微笑みは年上の女性らしい優しさを持っており、服部あかねは、少し癖はありそうだが興味深いキャラクターであることは間違いない。
恋愛要素だけでなく、周りを取り囲む人とのかかわりの中で美己がどのように変化していくのか、非常に楽しみである。

なんだかんだ言いながら、シェアハウス生活を始めた美己。終盤に松永が発した「大好きな人と離れ離れになるのは……」という気になるセリフもあり、少しずつ明かされるであろうシェアハウスメンバーの詳細と今後の展開に注目して次回以降も楽しみにしたい。

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