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【ドラマ土23時】恋する警護24時 第二話  少しずつ信用し始めた二人。それでもやっぱり相性は最悪?

24時間警護に変更され、いよいよ共同生活を始めた辰之助と里夏。少しずつ信頼関係ができ始めた二人は、相変わらず相性の悪い二人でありながら互いに気を許す場面が時折見える。そして、辰之助は任務中に里夏が入れた飲み物に手を伸ばし、椅子に腰かけると、自身の過去について里夏に打ち明ける。

二話で早速始まった共同生活。しかし、それはドキドキするような恋愛模様ではなくあくまでも、「任務」。里夏が辰之助の部屋を使うため、辰之助は湊の部屋で一夜を明かす。目覚めたとき、そばにいてドキドキする、などという胸キュンシーンはなく、代わりに辰之助と湊の毛布の取り合いという微笑ましい場面が見られた。怪訝そうにしながらも怒らない辰之助の姿には、本来の優しさが滲み出ている。

手に傷を負ったままの里夏に対し、守るという責任を強く感じている辰之助。その気持ちを少しずつ受け取り始めた里夏は、信用してもらいたいと辰之助に情報を共有する。そのことをきっかけに、辰之助は自身の過去について話し始める。あまりに深刻で残酷な過去に対しても、一切動じず、力になろうとする里夏の姿は、さすがは弁護士、と言ったところだったのだろうか。その後、繰り広げられる辰之助と里夏のやり取りも相変わらずで面白い。

初回放送が1時間だったために、30分という放送時間を短く感じてしまう第二話となった。主題歌がかかり始めると、「え、もう終わり?」と思うほどにあっという間だった。その中でも、弁護士として人に向き合う里夏の姿や、そんな里夏の危険を察知して身を挺して守る辰之助の姿がしっかりと描かれており、視聴者としてはわくわくの30分だった。二人のほっとするようなやり取りに対し、あまりに残酷すぎる辰之助の過去。次回から徐々に動き出す事件の展開に二人がどう立ち向かっていくのか、非常に楽しみである。

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