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マッカーサーと一緒に映った昭和天皇の表情をまねした男の子が気づいたこと

とても個性的で物知りな小学2年生の男の子とのエピソード。


少し前から歴史に興味を持ちだしたらしく、
ベルリンの壁のこととかマッカーサーのこととか、色々話してくれるのですが、


今回は、
「ねぇねぇ!マッカーサーと昭和天皇が一緒にうつっている写真あるよね?
その昭和天皇の顔の真似するね?」と。
これが、また、すごく似ていた。
「うんうん、そんなご表情だったよね~ 凄いね、流石だね!」
と彼を褒めながら、ちょっと突いてみた。(#^^#)

「この写真を撮った時、昭和天皇はマッカーサーにどんな話をしたか、知ってる?」
と。
「ううん、しらない。何を話したの?」
と興味津々問いかけてきたので、お話しました。

「この時、昭和天皇はね、自分はどうなってもいいから、国民を飢えさえないでください、とマッカーサーに頼んだのよ。
戦争に負けて食べるものがなくて、みんなとっても困っていたでしょ。
食料を輸入させてほしい、と。
自分の身はどうなってもいいから。
というお話をされたのよ。」と。

この話を聞いた瞬間、
彼の表情からおどけた表情が消えたのを、私は見逃しませんでした(#^^#)
自分が昭和天皇をからかうつもりで表情をまねしたことを、恥ずかしいと思い、
一瞬にして尊敬の念に変わった。
そういう彼の気持ちが瞬時に伝わってきました。

「もっと話して!聞きたい!もっと聞きたい!」とせっつかれ、、
「私ももっといろんなことをお話してあげたいよ。また、今度ね。」と、
時間切れになってしまったことをお互い悲しく思ったのでした。

昭和天皇


こういう体験をすると、改めて思うのですよね。
子供達にこういう話を沢山聞かせてあげなければいけないと。
本当なら学校で教えるべき歴史の事実を、私たち大人ですらよく知らない。
そういう情けない状況にはおさらばしなければならないよな、と。

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