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かいた詩です。絵もかいてます。よんでください。
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2017年5月の記事一覧

水たまり

水たまり

君が居ないこの部屋は
何故かとても寂しくて

あちらこちらに 水たまり

もう君が戻ってくるわけ無いんだけど
また 戻ってくる気がして

悲しくなって

ほらまた水たまり一つ
僕の部屋に出来上がり

好き嫌い

好き嫌い

あなたがあの子が好きだとか

あの子が嫌いだとか

私にはどうでもいいの

私にとって一番大切なのは

あなたが私を好きかどうか

それだけよ

でもあなたはそんなこと一言も言わず

私の横で

あの子が好きとか

あの子が嫌いとか

言うだけなんだよね

月光闇夜

月光闇夜

何故たった一人暗い部屋で

怖いと もう終わりだと泣くんだい

まだ月は空に浮かんでいるじゃないか

真っ暗だと錯覚するような君の部屋にも月光は注いでいるよ

目を凝らして探してみよう

部屋のどこかに転がっているロウソクを

きっとマッチだってすぐ見つかるはずさ

ロウソクに火を点けられたなら

もう部屋は暗くない

涙だって止まる

顔を上げてごらん

どんなに暗い部屋だって

うっすらと輪郭

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優しい場所

優しい場所

人はみんな一人だなんて寂しいこと言わないで

よく見まわしてみればわかる

傍にいてくれる人

愛してくれる人

ほらいるでしょ 君の傍に

君だったら

すぐに気づける

たとえその人の一番になれなくても

その人の心にいることに幸せを感じらたら

幸せになれたら

ねえ それだけで

こんなにも世界は違って見えるんだよ

過去

過去

昨日を踏み台にして

明日に登ろう

忘れちゃいけないものだってあるよ

どんなに過去が襲ってこようと

忘れず

染みつき

乗り越えて

そうやって人は大人になるんだよ

未来の元

未来の元

僕の言葉で未来を呼ぼう

苦しみも悲しみも全てを吹き飛ばす

輝きを持つ未来を

未来が輝けば

僕だって輝ける

僕が輝けば

未来がやってくる

足が動かなくても

体が痛んでも

心が折れそうになっても

未来を呼び続ける限り諦めない

目には輝く未来を映して

でこぼこの道を歩いて行く

上を向けば

上を向けば

下ばかり向いてたら墜ちていくばかりだから

少しでも上を向けたらいいね

上を向くと全てがキラキラ輝いて

自分のダメな所しか見えなくなったり

劣等感に襲われたりするけど

光に照らされる顔も見える物と同じ様に

キラキラ輝いているんだよ

そうゆう僕もなかなか上手くはいかないけど

頑張ってみるんだ

よかったら君も一緒に頑張ってみない?

無理にとは言わないけどね

ゆっくり歩いてみない?

自己主張

自己主張

下手くそだって

馬鹿にされたって

これが好きなんだ

上手だって

下手だって

続けていたいんだ

やりたいことをやっていたいんだ

渋滞高速

渋滞高速

君は爽快ハイウェイ

僕はイラつく渋滞

君はあっと言う間に見えなくなった

クラクションが鳴りやまない

赤いランプが並んでる

早く抜け出そうと車を降りて走ったら

運転手の目が突き刺さる

追いつけ 追いつけ

君に追いつけ

遅れてたまるものか

置いてかれてたまるものか

君は爽快ハイウェイ

僕は痛む足

まだまだ追いつきそうにない

でも 僕にはこの足しかない

影

空に浮かぶ雲の陰を見て

僕の影を重ねてみた

雲の陰は変わらずただよい

僕の影は吸い込まれる

太陽によって

影が作られ

形のあるものによって

影が作られ

そのなかで

僕はただの形となる

灯台下暗し

灯台下暗し

星が欲しいと手をのばす

全然まったくとどかない

背伸びをしても

とどかない

ジャンプをしても

とどかない

もう無理だと下を向いた時

足下に星はころがっていた

綺麗な星がころがっていた