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【#WJ23】週刊少年ジャンプ2022年23号感想【寿司いくら】

ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!

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ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ23号の感想を語り合おうぜ!【すマホ開始!!】

https://www.youtube.com/watch?v=igKLZnX09Ag

アンケ1:PPP 2:高校生家族 3:アンデラ


新連載 すごいスマホ 1話

サスペンス新連載!
原作の冨澤浩気先生はヤングマガジン等で連載経験のある作家さん。
作画の肥田野健太郎先生は以前ジャンプ本誌で『ジガ-ZIGA-』を描かれていた方です。
本作は「地球上に存在する全ての情報を検索できる」スマホを天才高校生主人公、探来田究が手に入れて…というお話。
巻頭カラーページ、「グーグルとは全然関係ありません」からの「グーググ」だったので普通に笑わされてしまった。関係ないって言い張るの無理あるやろ!
あとQくんの左上にいるめちゃくちゃ怖い人すごい気になるな。
本編は1話らしくキャラと設定の紹介って感じ。
「あえてぴったり60点にするルール」はナチュラル厨二感があってムムッとなったけど、夜神月といい高嶺清麿といい天才を印象付けるための描写は多少そうなってしまうのは仕方ないのかも。
ジガの時からそうでしたが、期待してた通り今回も女の子がしっかりかわいいのがありがたいですね。王道世話焼き幼馴染ヒロインの農丸結歌ちゃんいいぞ。名前的に(農丸=ノーマル)主人公の守るべき日常の象徴みたいな枠になるのだろうか。
7年前に弟が失踪したという重要そうな話を今回解決する事件に絡めて説明。無駄がない。
さらにグーググスマホも突然登場。グーグルとはたまたま似ただけ。ほんまか〜!?
手ぇプルプルさせながら「す…すごいスマホだ…!」はシュールすぎるタイトル回収で笑っちゃった。
世界の全てを検索できると謳った割には多少の制約はあるらしく、"人類が意図的に作った"情報のみの検索になるとのこと。落とし物は意図的では無いのでは…?
後半はすマホを使って誘拐事件の解決。
てか「すマホ」って当たり前のようにヌルッと作中で使ってるけど「すごいスマホ」略して「すマホ」ってことね。変換ミスかと思うよな。
誘拐事件自体は検索をいい感じに順序立ててうまく使い解決。妥当性のある推理で悪くはないけど「これしかない!!」ってガチッとくるのを期待してたとこあったからそれを超えては来なかったなーという印象。
エラーとかポイントとか弟とか気になる謎を散りばめつつ必要な要素はしっかり見せられた1話って感じでしたね。
ポイント、とにかく貯めろとしか言われてないの不穏だよなー。貯めることで良くないことが起きそうで…
あと個人的には403エラーと404エラーの内容が逆っぽいのがちょっと気になったかな。
(403エラーは権限がないことによるアクセス拒否の表示で404エラーは要求に答えられるものが見つけられなかった時の表示 理由をごまかすときにも使われるとかなんとか)
期待度が高かったから多少厳しめな言い方になったところもありましたけど、ちょこちょこシリアスな笑いの空気を感じるし、話も絵もいい感じで良い1話だったと思います。2話以降も楽しみですね。

ONE PIECE 1048話
超デカルフィパンチを構えてた前回の続きから。
カイドウも"火龍大炬"で応戦。
降三世、金剛、軍荼利、大威徳が技名で出てきてて、まだ技名に使われてない五大明王が不動なので不動がついた技での応戦が来ると思ってましたがまだでしたね。
中盤は回想。
水もない、食べ物もない、奴隷労働、感情も表せない…とあらためて最悪だなあ。
その全ての中枢にいたオロチを屠るのは傅ジロー。
国民達の願いが叶うまで、あとはこの一撃がカイドウを討ち倒すのみ……!!
というところでヒキ。
決着…つかない!!またしても…!!
今回こそつくと思った…!!(n回目)
話は進んでるはずなのにずっと決着にたどり着けないんだよな…
アキレスと亀?

呪術廻戦 183話
1ページ目から左半分全然知らないキャラの紹介になっててビビった。
昔の漫画ってページ半分くらい広告に使われてたことあったよね。あれ思い出した。
2、3ページ目まで知らん情報盛り沢山だし明らかに漫画の体裁じゃない見開きで「な、なんだこれは…!!」ってなった。みんなそうだと思う。
「私の脳にゴミのような情報を流すんじゃなぁい!!!」ほんとそれ。
見開きで色々と情報が書いてあるけど、要は無限にガチャ回して当たりが出たら秤に良いことがあるってだけの話なんだよね。
なのにこんな無駄な情報無理矢理頭に流し込まれるのノイズが過ぎる。
意図的に無駄な情報増やしてんだろうなーって感じがしてて、
①領域展開で自動的に術式の開示が行われる
②開示した結果相手が理解できるかどうかに関わらず術式効果の底上げは起こる
この辺の仕様を悪用してる感じがありますね。①をせっかくだから妨害に転用しちゃお!的な。軽めの無量空処みたいな感覚。
発生する演出も、キャラや電車など色々動き回るくせに別に干渉はできないのでマジでこれもノイズでしかない。
ただこの実際は何も複雑じゃないのに情報量をやたらと増やして思考を狂わされるのパチンコのイメージの通りだな〜。
普通の領域展開と違って発動したら勝ちみたいな感じじゃなく相手に足掻く余地を与えてるのは秤先輩の性格の反映って感じ。
「ちゃんと原作読んだのだろうな!?」と言ってたシャルルがあっという間に「帰ってくれ夢!!」「帰れ!!」「帰ってぇ!!!」と原作尊重するなら有り得ないことを連呼するようになっちゃってる時点でパチンコの世界に飲まれきってて負けるべくして負けてる感じするなー。
ほんで最後の見開きめちゃくちゃきっちりパチンコの演出らしく仕上げてるの笑っちゃうんだよな。

SAKAMOTO DAYS 69話
加耳くん本気モード!なところから。
そろそろ河原でのバトルが長いので当然のように地下鍾乳洞に舞台チェンジ。サカデイのこういう気の利かせ方良いよね。
シンのテレパシーが通じない軟柔相手にどう戦う?に対する回答は、「先読みできるキャラの思考を読む」。
おお…!テレパシーの新しい使い方だ!いいじゃん!!
加耳くん以外でも索敵に優れたキャラとは同じことできそうね。
圧倒的格上相手だから2人がかりで戦う必要あるし、加治の言語化待ってたら間に合わないのでシンも本気(未来視モード)じゃないとダメ。パワーバランスが良い塩梅。
ラストの回避→蹴りの大ゴマ気持ちえ〜!

僕とロボコ 87話
テスト返し回。小学生らしいね。
ボンドとガチゴリラが普段良いやつなぶん徳が低くなり過ぎてて笑っちゃうな。
「今のうちにテストを燃やしちゃおう!!」「あったまいいんだ〜!!」
ここめっちゃ好き。
醜い争いでの笑い、この作品では珍しいけど面白かったのでたまには良きやね。
ガチゴリラの答案、ちょこちょこ「ウホ」で○になってるけどどういうテストなんだ。
ラストのボンド漫画好きすぎオチも意外性あって面白かったです。良回。

あかね噺 12話
センターカラー!
志ぐま門下、全員集合とのことで。まだあんまキャラ見せしてない2人もいますけどこの扉絵だけでなんとなく分かるな。
あかねがシンプルに可愛い。
本編
あかねの進路に反対する堅物教師に落語を披露する前回の続きから。
先生が頑なに進学を勧めるようになった理由も冒頭描かれてるのが後半効いてきますね。
転失気という演目自体の面白さも伝わってくるし、あかねの表情が面白さとかわいさ両立してて良い。
正直今まで落語中のあかねの顔(かわいさという点において)そんな好みじゃなかったんだけど、今回は「箒?」とか「盃が大好きでしてね」とかふつうにかわいくて好きだった。
流れであかねの努力や阿良川一生の扱いについても周してて無駄ないな〜。
面談では「屁とも思いません」で転失気に絡めつつ覚悟を示していくあかね。
演目とは申し訳程度の絡ませ方ではあるんだけどこれくらい細やかでも全然グッと来ちゃうな。
あと進路調査書の「①落②語③家」すき。
そしてヒキには今回紹介し直した因縁の阿良川一生。ここでパンチの強そうな新章を繰り出せるのは良いですねえ!
新規向けエピソードかと思ってたらまさかの新章プロローグとは。構成上手いなー。
あと回想で制服落語あかねが見られたのが良かったです。ふともも…!

ウィッチウォッチ 60話
乙木家メンツがモイちゃんが昔描いた漫画の画風になっちゃう回。
ほぼほぼ"スイッチが描いたボッスン"じゃん!!って思ってたらカンちゃんだけ版画なのずるい。
語気強めにツッコむキャラだから強すぎる絵力と噛み合っちゃってんだよな。
カンちゃん出るたび笑うんだけど特に
「カッカッカ 二次元の特性をうまく生かせたな」のカンちゃん顔怖すぎてめちゃくちゃ笑った。
絵、コメディ共に和む仕上がりにアクセントのカンちゃんが効いてて良い回でした。
2連カラー第1弾で次号巻頭ということで。絶好調でよきかなよきかな。

アオのハコ 51話
文化祭準備だけでなく部活もしっかりねな回。
いのまた先輩呼ばわり気に入ってる千夏かわいい。しれっと大喜のこと前から認知してたのも描写され。ヒロイン力をさらに強めてきましたね。
身長差とか裾ひっぱりとか王道のキュン要素……口から砂糖出ちゃう!!
いちゃつきやがってよお〜…!!
雛とメガネくんパートも。セリフ思い出せない210p右下の雛の顔好き。
メガネくんはやっぱ雛のこと好きなんかな(思い浮かべてるの髪解いた雛?)。好きな相手がいる(いた)と明言されたのは初めてな気がする。
そしてラストはWヒロイン邂逅。
えっ!?それ言っちゃうの!??
ってヒキ。どういう狙いだ…!?
何気に1話の中で色々起きた回でした。

夜桜さんちの大作戦 128話
センターカラー
2号連続の第1弾!雨滴の表現美しっ。
窓に映った六美が泣いてるように見える表現も良いね。この構図で指輪映してるのテクい。
本編
凶一郎復活即親父襲来。
「父さんと母さんだよ…!」って心臓だけになっても生きてる母親見せてくるの悍ましすぎるよ…!
しかも零の復活のために関係ない人も万単位で巻き込んでるときた。屍の山の上で団欒する夜桜家のイメージ、直感的に最悪さが伝わる。
親父、ここ最近のジャンプの中でもトップクラスの嫌悪感だな…
愛する妻を自分のせいで喪って狂ってしまったキャラなんだろうけど、それにしたって異常がすぎる。
作品の温度感的にもあまりにも異質な存在すぎるのですが、それだけにラスボスとしての不気味さ、格を十二分に構築してきたなと感じました。
権平先生、こういうキャラ描写もできるのか…!

逃げ上手の若君 61話
ここ数話は戦の準備でしたが今回はとうとう開戦。
戦いの前に各キャラの最後?の日常を描く回って感じでしたね。
冒頭いきなりウィルスミスビンタパロってんの笑っちゃった。はえーよ。
元ネタの後処理的に人によっては笑えるか微妙なラインだけどもわたしは好き。
時行と頼重の最後の夜…なんかえっちな雰囲気を感じますね…
「出陣前夜にしょーもない…」のコマ、直前のコマから時間飛んでたりしません…?
てか髪下ろした時行ふつうに美少女すぎる。
時行なりの恩義、デレをここで描写されるとこの後に来る戦が怖え〜のよ…
そしていよいよ中先代の乱。
扉絵こんな半端な位置にあるのなんかおもろ。
あと間抜け武将として浅田編集が雑にモデルにされてるのも笑う。
鎧重そ〜ってずっと思ってたら案の定って感じのオチでしたね。途中で脱ぐんかなこれ。

PPPPPP 31話
ラッキーの演奏でミーミンが何かに気づいた前回。
今回はメロリから。自己矛盾にもほんのり気づいてますねメロリも。
てか扉絵の構図めちゃくちゃ好き。
ミーミンが渡っていった海でメロリはどんどん深く沈んでいくっていうのも現状を示唆してるみたいで良い。
ラッキーの演奏終わって壇上に上がってくるミーミン、そりゃ怒られるわなんだけどこれぞミーミンって感じ。
予想通りクラシックの世界を出て音楽をやるという結論に。
吹っ切れてウキウキしてるミーミン、どのコマ見ても表情がかわいすぎる。特に「ずっとずっと 応援してる!」のコマ。か"わ"い"い"
ミーミン向けにしすぎたラッキーの演奏にソラチカがフォロー入れるのも、爆弾発言ぶっ込んでトリックスタームーブやりつつ好感度も格も高くて無駄がない。ソラチカのくだり約2ページだけでこれやってんのか。すご。
そしてラストはメロリと運。
「メロリは結局繰り上げ1位じゃ満足できねーと思う」
読者もみんな思ってたことをバッサリ言ってくれましたね運くん。てかこれ言えるってことはメロリの真の思惑にもとっくに気づいてたってことか。
ほんで自分でも気づかないフリしてた図星突かれたメロリの顔よ。こ、怖……っ
そしてそこに現れるミーミン……!!
全て吹っ切れてイケイケ状態のミーミンと、どう上手くいっても何も解決しないメロリという構図。
特に、今のメロリの視点では誰をおいてミーミンにだけは助けられたくないってのがたまんねえよな〜この状況…!
PPP、面白すぎる。

高校生家族 84話
将棋部に真剣師の後輩が殴り込みに来た前回の続きから。
仲間をやられて怒った主人公が退部をかけて戦う…ってあまりにもきちんと少年漫画だ。
突然の「殺す目」のコーナー、笑いと厨二的カッコ良さが共存してる…
他にもイカサマ当然見破っての「いいよ… 好きなだけやってごらん?」といい、(イカサマ込みで)1分以内で勝ってんのといい、春香の圧倒的強さや余裕が感じられてめちゃめちゃカッコ良いんだよな。
きっちりぶちのめして溜飲下がるしラストは8歳発揮してだだっこギャグでさっぱり笑えるオチにエモすぎる柱のアオリ文と結びまで完璧な回でした。

地球の子 11話
宇宙まで来れた前回の続きから。
今回はさらに、「高速で周回し続けるかれりをどうやって止めるか」という回。
作戦内容がいないいないばあなのは育児モチーフとも噛み合ってて、おっ ええやん ってなった。
ただラストは「えッ!?今から地球帰んの!??」ってなったよねさすがに。
一応"令助のかれりを見つける能力が凄まじいのが今分かったから"って理由はあるけど、もうちょっとなんとかならんかったんか…!?
宇宙来る前に複数あるプランの一つとして説明しといたので実家にもすでに行ってきてましたを回想でやればよかったのでは…?
段取りよ!!?ってなっちゃったなあ。

アンデッドアンラック 109話
センターカラー!
現在リップに泣き縋る過去リップ。
悲劇を嘆いて縋ってるようにも見えるし、これ以上行くなと必死に止めてるようにも見えるな…
アオリもエモい。「この病は治らない」…
本編
前回に引き続きリップの過去から。
不治に気づいた瞬間と右眼の流血の理由。今週は回想と戦闘が交互ですね。
「仲違いしてる場合じゃねーだろ」は読者もそう思ってたことではあるんだけど、リップ視点ではどのみちこの世界は"捨て"の周回なので次の周回いけるかどうかがかかってるこのバトルこそが重要なんだよな。
リップの右眼が光ってメスをファンネルさせてるけどこれは眼にも古代遺物埋め込んだっぽいかな。どういう理屈か、流血も止まってる。でも数ページ後に壊されてるねこれ…(縛りが効かない…!!のとこ)壊されてからはまた流血してる。動きを止める古代遺物?
リップはアンディ対策練り込みまくってきてる印象あるけど、逆にアンディは不治を理解すればするほど治療行為を縛るルールで何も出来なくなるんだよな。
…と思っていたら自ら脳をいじって知能を下げることで突破…!!
なるほどそんな手が…!!
アンデラらしい無法なルール対策きたこれ!!おもろい…!
アンディ、ここで知能下がって狂戦士化してるし、今回リップ視点の回想がいくつも挟まってたのもあって死道のシーンめちゃめちゃ悪者みたいな絵面になっててちょっと笑う。アンディさんもともと悪人面なんだからさ!
そして助けに来るラトラ。
ラトラだってリップと同じ境遇だし、ライラを救うために何だってやれるのにリップはいつも一人で抱え込んでる。本当にそう。
「私だってアンタの為に…!!命ぐらい!!かけさせてってば!!」
告白でもあり、文句でもあり…ラトラとリップらしい想いの伝え方かも。
この一連のシーンでラトラのアンダー印の髪飾りが描かれてないのはやはり所属とか立場関係なく"リップとラトラ"という一対一の人間としての対話という演出なのかな。
ラストは再度vsアンディ。
ラトラがアンディの動きを阻害して、ラトラごとアンディの脳を貫くまさかのヒキ。ま、魔貫光殺砲……!!
オータム編(49話)で安野雲に「ラトラちゃんまで失うよ」って言われたとおりになってしまった……
数ページ前を見返したら、「私に考えがある」のコマで水晶玉に映ってるのは、アンディにへばりつくラトラと攻撃を外してるリップなんですよね。つまりラトラはこのシチュエーションを再現できれば攻撃を当てられると確信してた、と。
この状況、ラトラの"当たらない"能力の適用対象が2つあって、
①水晶玉で占った攻撃が外れる未来
②リップの攻撃
どちらを"当たらなく"するかで真逆の結果が得られるんですよね。
ラトラは①を当たらなくすることでリップを未来に進ませる選択をしたわけですが、この選択肢自体そもそもラトラが占いを身につけてなければ存在してないわけで、最後の最後にラトラの人生そのものが未来に繋がったという解釈もできるのではないでしょうか。

ただこれループする展開になってくれないとラトラもリップも報われねえよ…!なんだけど、ループしちゃったらしちゃったで風子は、ユニオンはどうなるの!?となってて、まじでどう転ぶか予想つかね……!!

サブタイトルのR.I.P.(requiescat in pace = 安らかに眠れ)も、ずっとリップの名前の由来の一つなんじゃないかとは言われてましたが、こんなしんどいシチュエーションでラトラ相手に回収してくるとは思わんじゃんよ…
前回あんなにカラーでイチャついてたのに……

読切 バトルフリークアイカ
ギャグ読切。
作者の佐藤子馬先生はジャンプGIGA2021SPRINGにて『コマンドギャル姫丸!』の掲載経験あり。
前作と今作ともにかわいい女の子が圧倒的な武力で大暴れするギャグ漫画って感じ。
ちょこちょこしっかり笑えるギャグがあるのは良い(吉村師範がぶっ飛ばされる天丼とか)んですが、そもそもメインのアイカちゃんが理不尽すぎてちょっと…という印象。
不条理ギャグはジャンルとしてはあるけど、不条理に巻き込まれるのが現実世界観に即した常識的な一般人だと個人的には可哀想が勝ってしまうな…

ドロンドロロン 21話
ナオトラ軸での日常回。
ナオトラの影響で宇治院もキャラ映えて良いね。雲林院、人間性みみっち〜!
ナオトラ自身もヤンデレっぽい怖いキャラってより、たまに暴走しちゃう内気な子くらいになって普通にかわいいな。
「まだあと四時間もあるなぁ…」のとこかわいい。
てかあらためてドラみんなに好かれてて人たらしだな〜。梅干し苦手なのに食うところとか分かりやすくナチュラル人たらしだ。

てかバトル回より日常回のがおもろいのどうなんだ…?

読切 INVADE
ジャンプ・ショート・フロンティア作品。
作者は2020年48号『逆襲シャトル』のカムラコウ先生。あの読切良かったよね。
今回の作品も個人的にだいぶ好き。
ジャンルとしてはホラーになるのかな。
発端が寿司屋でタコ食っただけなので、ホラーの基礎の日常に潜む恐怖の感じがすごく出てました。
ホラーだと主人公も変にキャラ立てすぎるより身近な方が良いのでそもそもショート向きだなあ。
ラストは一回安心させてからのもう一段ホラーオチ。意外性も納得感もありつつ、きっちり恐怖の余韻を残して〆。キャラデザも可愛いくて良いし完成度の高い読切でした。

マッシュル 106話
前半はドットランスとオーダー・マドルさん。
「笑ってはいけない」な緊張感でドットだけが気を遣わされてるのおもろい。
こっちも本格的に修行。マッシュと違って魔力使えるから魔法バトル漫画らしい修行してて良いじゃんになった。
後半はマッシュ。ライオさん妻子持ちなのさりげなくびっくり。
マッシュが試練突破できるのは既定路線なのでオチョアの精神的成長で起伏作ってく感じかな?
正直オチョアへの感情移入や思い入れはほとんどないからなー。

守れ!しゅごまる 22話
3人の刺客
とのことで、ちびっ子軍団来てから初の本格護衛回ですね。
その前にお風呂回もやっておく。
さなぎのお風呂シーン、概念としてはえっちなんだけど絵としては頭身が…こう…って感じで脳がバグるな。
ハガネくんのムッツリ属性は今後も出てきそう。
後半のバトルパート、ハガネアージュ硯の戦いは正直ふ〜んって感じで読んでたけど、ここで真剣なバトルやってたせいでオチのデュエルで笑っちゃったので良いフリでした。

アヤシモン 22話
敵陣に殴り込み!
お客さんは一般人だから巻き込みたくない→敵味方共に客から隠れながらバトル ってのは面白いですね!
真剣にバトルしてるのにコメディチックで好き。
ラストは独歩…と思いきや多摩川が変化しとるんやろなー。
ただ揺らめいてるので能力も多少はコピれてるってことなのかな。
ラスボス前の慣らしに最適って感じ?
打ち切り特有の急加速で唐突にラスボス出てきた展開っぽくも見えて、妙な噛み合いを見せている…?

受付やるオボロさんの満面の笑み、ギャップ…


次号
週刊少年ジャンプ24号

表紙&巻頭カラー
ウィッチウォッチ
2号連続カラー第1弾。アンデラ→夜桜→ウィウォとリレーしてますね。

センターカラー
夜桜さんちの大作戦
カラー第2弾。親父どうするかふつうに気になる。
地球の子
最近個人的にうーん気味。1話のアンケ反映センターっぽさある。
すごいスマホ
2話なのでCC。方向性決まる回になりそう。

読切
漫画家の猫である
『ぼく勉』の筒井先生の帰還!ヒロインのデザイン超好み。

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