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会社員だけど、わがままに生きてたら楽になれた話。

きままな会社員として生きる話です。

フリーランスこそ自由に働く唯一の道かのように言われて久しいですが、サラリーマンとて楽しく自由に働く人がたくさんいます。

というより、まだまだサラリーマンの方が圧倒的多数の中で、サラリーマンが楽しく働いてる話が少なすぎない??と思うのです。

それがさみしい…!!!!

なので、私の話をします。

サラリーマンとして少し自分を抑え込んで働いてる人に読んでほしい。



様子見の1年目

今の仕事に就いたとき、23歳、いわゆる第二新卒的な扱いで就職した私にとって、この業界は初心者でした。

知識は全くなかったし、右も左もわからない、いわゆるペーペーです。

なので、ちょっとだけ自分という人間を抑えながら、教わるがまま、その通りに仕事をしているフリをしていました。


そう、フリ。

私は仕事に関して、とかく「やりたい」「やりたくない」が強い。

教わる仕事の中にも、やりたくない仕事がたくさんありました。

「あ、これ、やりたくない」と思うたびに、どうやってやらずに済むかを考えながら、それでも1年目なので、やらなければならないのだと自分に言い聞かせながら、3か月くらい耐えた。

多分、そのくらいの期間が耐えられるぎりぎりです。

3か月くらいたった頃、ちょうど直属の上司が長期出張で居なくなった。

こうなったらもう、仕事のプロセスなんぞどうやったってそうそうバレやしない。(と思っていました。)


結果さえ上司の求めるものが出せていればいいのだろうと、結果は維持しながら、プロセスを少しずつ少しずつ、自分なりにアレンジを加えていった。

結局のところ当時の上司にはバレていたのですが(後から知った、口を挟まなかったとはいい会社だ。)、いつしか「コトミさん流」の仕事の仕方があると言われるようになっていた。

それが1年目の終わりの頃。

ここで会社への提案の嵐を始める。


勝負が決まった2年目

やりたくない仕事を減らして、やりたい仕事をつかみに行く。

これがサラリーマンとして自由に楽しく働くうえで一番といっても過言ではないと思うくらい、大事なところ。だと私は思っています。

1年目で様子を見ながら練っていた回避策を今こそ出すときです。

思いっきり資料に落とし込んで、課長に提案していきます。


・新たに人(私がやりたくない仕事をやれる人)を雇うこと

・空いた時間で私が新たにやること

・私が新たにやることで会社にもたらされる利益

・業界のトレンドに乗り遅れないための策であること

・上記すべての費用対効果


なんとこれが通った。

新たに人を雇い、仕事を下す仕組みを作り、それまでの私の仕事が一気に減った。

会社員として働きながらも、わがままに働き始めた瞬間でした。


わがままの加速

人が増えればもうこっちのものです。

どんどんわがままが加速します。

隙さえあらば、そそくさと分業の仕組みを整えて、手放していきます。

結果、いえーーーーーーーい!


な状態になるかというと、さすがにそんなに簡単ではなく、途中、分業しすぎて逆に連携がうまくいかなくなった失敗もあったし、分業の仕方を間違えたなと思った体制にもなったし、そんな失敗続きで不満を持ったこともありました。

なぜなら、あくまで私はこのチームの平社員。チームの課長は別にいるし、課長の上には部長もいます。大企業ではないので、時には社長も出てきます。

そのあたりの提案の仕方を間違えたりすると、上からとんでもない結果が戻ってくるんですね。

上への根回しが足りなかったらしい。そんなこともあるよね。

そんなこんなを経て、いろんな試行錯誤の末、今では分業が当たり前のとてもよいチーム体制になりました。


徹底的にやりたくないことを回避する。

上から言われたことはやらなきゃいけないなんて、昭和ですか?

今は令和です。(と、平成生まれだけど言いたい。)

どんな立場でも、回避するための努力はできるんです。サラリーマンとて、その努力を諦めて欲しくないのです。


わがままに正直でいること

チーム体制になる過程で、

「めっちゃ根回しとか言ってるやん」

「なんかサラリーマンやなー、それがつまらないんだよー」

とか思われたかもしれませんね。


実は結局、根回しなんて一度もできなかったし、上司に媚びることなんて一度もできなかった。

友人には社会不適合者と言われるくらい、上司にヘイコラできない人間です。

上司にたまにラフにツッコミを入れたり、適度にくだけた接し方をしています。

ゴリゴリの敬語を使ってヘイコラしなきゃ提案が通らないような会社なら、辞めてオッケーです。私も2回転職を経験しています。(転職の話はまたそのうち。)


ヘイコラしない代わりに、わがままに正直でいました。

提案しても、そのまま通らないことなんて山ほどあります。

よしそれで行こう!となっても、具体に進行しないことなんてもっとあります。

そうなるたびに、ぶつかりに行きます、上司の元に。企画を止めている人間の元に。

そして目の前で動かしてもらいます。期限を決めて。スケジュールを抑えて。


「あーこの社員うざそー!」

と思うかもしれませんね、きっとあなたはいつまでたってもサラリーマンとしては自由になれない。仕事の仕方を変えてみてください。

「あーこの社員助かるわー!」

と思ってくださった方、あなたとは一緒に仕事がしたいです!


そんなことを繰り返しているうちに、少しずつ、変わっていきます。

企画そのものをまとめて丸投げしてくれるようになるものです。

これは私の会社だからじゃない。きっとまともな会社であればどこの管理職さんも同じようにすると思います。

その方が、企画が前に進むから。

いい企画なら、進めてくれる人がいるのは会社にとって利益ですからね。


そうやって、上司がいる環境のサラリーマンでも、自由になっていきました。

やりたいことを提案して、提案ごと企画にして、そのまま丸投げしてもらって、自分で企画を進める。

その中でやりたくない仕事が出てきたら、うまくチームに下ろしていく。


サラリーマンだって、自由に楽しく働いています。

そんなことを伝えたくて、私の働き方をnoteにしてみました。


勇気が出なかったサラリーマンの背中をちょっとだけ押せたらいいなと思います。

きっとあなたの企画は間違ってない。

楽しく働くための一歩を踏み出しましょう。

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