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映画「インターステラー」を見て

先日Amazon Primeにて映画「インターステラー」を観たので今日はその感想及び考察を。

この映画はクリストファー・ノーラン監督による2014年のSF映画であり、科学と人間の愛情の両方を探求する作品です。

この舞台では地球の資源が枯渇し、人類が新たな住処を求めて宇宙へ旅立つというストーリーを描いています。
そして、キップ・ソーン博士の科学的アドバイスを基に、ブラックホールやワームホール、時間の相対性理論といった高度な科学概念を取り入れています。
これにより、フィクションでありながらも科学的な裏付けがあり、3時間という長編でしたが没入して見ることが出来ました。
また時間の相対性理論に基づく「重力の違いによる時間の進み方の差」が、感情的なクライマックスを生む要素として巧妙に利用されています。

考察



この映画を観た率直な感想は
圧倒的な映像美と音楽が特徴的で
特に、宇宙のシーンやブラックホールの描写は、忠実に再現されていました。
そして、その迫力とリアルな描写に感動しました。
また物語の核心にあるのは主人公の父と娘の絆や、人類の存続をかけた冒険がメッセージとして伝えたい部分なのではないかと感じました。
この映画は単なるSF冒険ではなく、人間の感情や倫理的な問題を深く掘り下げています。クーパーと彼の娘、マーフの関係は、物語の感動的な軸となっており、家族の絆や離別の痛みが描かれています。
また、マン博士の裏切りや自己保存の本能といった人間の弱さも描かれ、人類の未来をどうするべきかという倫理的な問いかけを観客に投げかけています。

最後に


映画の最終的なメッセージとして、「愛」が科学を超える存在として描かれます。
これは、愛が物理的な力として作用するという哲学的なテーマを提示しており、科学では説明できない人間の感情の力を強調しています。
これは、科学と人間性の融合を目指したノーラン監督の強いメッセージの現れだと感じました。

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