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息の仕方は忘れていい




自分は何者なのか



何が好きで何が嫌いで
何が得意で何が不得意か。

人によって得手不得手がある。
それでも他人と比べてしまって
上手くできないわたしはダメだ
他の人が軽々とやってのける事を
どうしてできないのだろう。
なぜ、どうしてと悩んでしまう。


最近そんな事が続いて
息が詰まって涙が溢れる日が続いた。

自分が何者なのか分からなくなった。
自分を見失い涙で前が見えなくて
途端に足元が崩れて途方もない
暗闇に突き落とされた感覚に陥った。



明日が怖い


このまま消えてしまいたい、
どこか誰も知らない場所へ行きたい
そんな事を漠然と考えながら
毎日ただただ生きる事に必死で
明日なんて来なければ良いのに
と何度も思ったし
あぁ、こうして母は死んだのか
と妙に納得してしまう日が続いた。



人との繋がりで生きている



温かい繋がり温かい人達と出会い
これまで生きてきて思い返すと
ひょんな事から繋がった人が多くて
どこで繋がったっけ?
誰の紹介だっけ?となる人が
たくさんいて人とのご縁とは
本当に面白いものだなぁと思うし
こうして生かされてるのだなとも思う。

そしてその繋がりは止まることなく
今でも新しく繋がる人がいる。

8月頃突如誘われたご飯会の
来る予定メンバーの中に
知らない名前があって
どんな人なのだろう?
とドキドキとワクワクで
お店に向かった。
が、体調不良で会うことはなかった。

後日その方がやっている
お家の近くに居たので本当に
思い付きで会いに行っていいですか?
とmessengerを送ったら
快くOKしてくれて会うことができた。


あなたでアルこと
ともにイルこと


最寄り駅からドキドキしながら
歩いてワクワクしながら
インターホンを鳴らしたら
アイスを咥えながら出迎えてくれた。

あなたでアルこと、ともにイルことを
理念にしているその場所は
騒がしくて落ち着いていて優しくて
自由で温かくてカオスな空間だった。

あまりにも自然にみんなが
交流していて初めましての
わたしが来ても気にする事無く
みんな気ままに過ごしていて
施設に帰ったみたいな安心感があった。



自然と呼吸ができる場所


あまりの居心地の良さとほっとする
安心感にわたしは入り浸るようになった。
出会って間もない人と場所なのに

「ここにいていいんだよ」
「あなたでいいんだよ」

と言ってもらえている気がして
すごく落ち着くし何も考えずに
yogiboで眠ったり縁側で空を眺めたり
本当の意味でぼーっとする
という事ができる場所になった。


息の仕方は忘れてていい


そしてここに行くようになって
ごく自然に呼吸ができている
という事に気が付いた。
家にいると色んな事を考えて
真っ黒になる心がここでは
真っ黒になる事無く落ち着いて
わたしがわたしでいられる。
息の仕方を忘れることなく
自然と呼吸ができているどころか
深呼吸して金木犀の匂いがするとか
雨上がりの草の匂いが落ち着くとか
そんな事を感じる事ができる。
それはわたしがわたしである
という事を思い出させてくれて
さらにわたしらしくいるためには
今後どうしようと前向きに
考えさせてくれる人と空間に
出会う事ができたおかげだ。
そんな場所に出会えたわたしは
やはり最高に幸せだと思う。


れもんハウス🍋


長々と書いたがわたしが書いた
落ち着く、カオスと表現した
この場所は都内にある
れもんハウスという場所だ。
利用する対象者を決めておらず
誰でもどうぞと解放している。
あなたでアルことともにイルこと。
愛に溢れた人がたくさんいて
行く度に新しい人に出会える。
何よりわたしがわたしでいられる。

仕事したりご飯を食べたり
各々自由に過ごしているけれど
それぞれが共にイル人だ。
わたしはこの場所で息をして
わたしであり続けたいと思う。

そして何よりこの場所に出会い
息の仕方は忘れてて良くて
自然と呼吸ができる場所にさえ
出会えれば何も考えずに
息ができるのだと強く思った。


れもんハウスに出会えた事、
れもんハウスを作ってくれた
琴子さんへの感謝が止まらない。

わたしも共にイル人になれるよう
自分を見つめながら向き合いながら
疲れたらここで息をしながら
今後も生きていこうと思う。





小さい約束事をしよう。
誰かをご飯やお茶に
誘ってみよう。
小さい約束があれば
その日まで生きる
原動力になる。
小さい約束を積み重ねて
1ヶ月、1年と生きていこう。




最後まで読んでくれて
ありがとうございます。

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